まず、与えられた式 3x2−12x+6 の各項の係数を見て、共通因数があるかどうかを確認します。 各項の係数は3, -12, 6であり、これらはすべて3で割り切れるので、3を共通因数としてくくり出すことができます。
3x2−12x+6=3(x2−4x+2) 次に、x2−4x+2 がさらに因数分解できるかどうかを考えます。 これは2次式なので、因数分解できるかどうかを判別式を用いて確認します。
判別式 D は、ax2+bx+c=0 に対して、D=b2−4ac で与えられます。 この場合、a=1,b=−4,c=2 なので、 D=(−4)2−4(1)(2)=16−8=8 D>0 なので、2次方程式 x2−4x+2=0 は異なる2つの実数解を持ちますが、整数解を持たないため、整数係数の範囲では因数分解できません。 したがって、因数分解は 3(x2−4x+2) で完了です。