与えられた二次式 $2x^2 + 5x + 3$ を因数分解し、$(x + ア)(イx + ウ)$ の形式で表す時のア、イ、ウに当てはまる数字を答える問題です。

代数学因数分解二次式たすき掛け
2025/6/19

1. 問題の内容

与えられた二次式 2x2+5x+32x^2 + 5x + 3 を因数分解し、(x+)(x+)(x + ア)(イx + ウ) の形式で表す時のア、イ、ウに当てはまる数字を答える問題です。

2. 解き方の手順

たすき掛けを使って因数分解します。
2x2+5x+3=(ax+b)(cx+d)2x^2 + 5x + 3 = (ax + b)(cx + d) と仮定します。
すると、ac=2ac = 2 かつ bd=3bd = 3 となります。また、ad+bc=5ad + bc = 5 となります。
ac=2ac = 2 より、a=1,c=2a = 1, c = 2 または a=2,c=1a = 2, c = 1 が考えられます。
bd=3bd = 3 より、b=1,d=3b = 1, d = 3 または b=3,d=1b = 3, d = 1 が考えられます。
場合分けして考えます。
* a=1,c=2a = 1, c = 2 のとき:
* b=1,d=3b = 1, d = 3 のとき、ad+bc=1×3+1×2=3+2=5ad + bc = 1 \times 3 + 1 \times 2 = 3 + 2 = 5 となり、条件を満たします。
したがって、2x2+5x+3=(x+1)(2x+3)2x^2 + 5x + 3 = (x + 1)(2x + 3) となります。
* a=1,c=2a = 1, c = 2 のとき:
* b=3,d=1b = 3, d = 1 のとき、ad+bc=1×1+3×2=1+6=7ad + bc = 1 \times 1 + 3 \times 2 = 1 + 6 = 7 となり、条件を満たしません。
* a=2,c=1a = 2, c = 1 のとき:
* b=1,d=3b = 1, d = 3 のとき、ad+bc=2×3+1×1=6+1=7ad + bc = 2 \times 3 + 1 \times 1 = 6 + 1 = 7 となり、条件を満たしません。
* a=2,c=1a = 2, c = 1 のとき:
* b=3,d=1b = 3, d = 1 のとき、ad+bc=2×1+3×1=2+3=5ad + bc = 2 \times 1 + 3 \times 1 = 2 + 3 = 5 となり、条件を満たします。
したがって、2x2+5x+3=(2x+3)(x+1)2x^2 + 5x + 3 = (2x + 3)(x + 1) となります。
したがって、2x2+5x+3=(x+1)(2x+3)=(2x+3)(x+1)2x^2 + 5x + 3 = (x + 1)(2x + 3) = (2x + 3)(x + 1) です。
2x2+5x+3=(x+)(x+)2x^2 + 5x + 3 = (x + ア)(イx + ウ) なので、=1,=2,=3ア = 1, イ = 2, ウ = 3 となります。

3. 最終的な答え

ア = 1

「代数学」の関連問題

複素数 $\alpha = (\sqrt{3}-1) + (\sqrt{3}+1)i$ について、以下の問いに答えます。 (1) $\alpha^2$ を計算します。 (2) $\alpha$ を極形...

複素数極形式ド・モアブルの定理複素数の累乗根
2025/6/19

数列 $\{P_n\}$, $\{A_n\}$, $\{B_n\}$ が以下の漸化式で定義されています。 $P_n = 4^{2^n}$ $A_{n+1} = (P_{n-1} - 1) A_n + ...

数列漸化式
2025/6/19

りんご、パイナップル、みかんの重さの関係が与えられており、パイナップル1個がみかん何個とつり合うかを求める問題。

連立方程式文章問題方程式数量関係
2025/6/19

2次方程式 $x^2 + 2mx + 2m + 3 = 0$ が与えられている。 (1) 異なる2つの正の解を持つような定数 $m$ の値の範囲を求める。 (3) 異なる2つの解がともに2以下となるよ...

二次方程式解の範囲判別式不等式
2025/6/19

10円玉、50円玉、100円玉がそれぞれ何枚かあり、以下の条件が与えられています。 * 10円玉と50円玉の合計枚数は7枚 * 10円玉と100円玉の合計枚数は10枚 * 50円玉と100...

連立方程式文章問題線形代数
2025/6/19

A, B, C の 3 種類のかんづめがある。A 3 個と B 2 個を買うと 1040 円、B 2 個と C 1 個を買うと 440 円、A 3 個と C 1 個を買うと 840 円になる。A, B...

連立方程式文章問題方程式
2025/6/19

もも6個となし11個の値段の合計が980円で、もも4個の値段がなし9個の値段と等しいとき、もも1個の値段を求める問題です。

連立方程式文章問題一次方程式
2025/6/19

ある遊園地の入園料について、大人7人と子供12人で12800円である。また、大人3人の入園料は子供4人の入園料と同じである。大人1人の入園料を求める。

連立方程式文章問題一次方程式
2025/6/19

(3) $3(a+2b) - 2(5b-4a)$ を計算する。 (4) $\frac{2x-5y}{3} + \frac{3x+7y}{5}$ を計算する。 (5) $(-3x)^2 \times (...

式の計算分配法則同類項通分指数法則
2025/6/19

ある動物園の入園料について、大人2人と子供3人では1900円、大人3人と子供2人では2100円かかる。大人1人、子供1人の入園料をそれぞれ求める。

連立方程式文章問題一次方程式
2025/6/19