大人2人と子供4人が円形の6人席のテーブルに着席するとき、次の並び方は何通りあるか。 (1) 大人2人が向かい合う。 (2) 大人2人の間に子供がちょうど1人入る。

離散数学順列組み合わせ円順列場合の数
2025/6/19

1. 問題の内容

大人2人と子供4人が円形の6人席のテーブルに着席するとき、次の並び方は何通りあるか。
(1) 大人2人が向かい合う。
(2) 大人2人の間に子供がちょうど1人入る。

2. 解き方の手順

(1) 大人2人が向かい合う場合
まず、円卓の席の1つに大人Aを固定します。
すると、もう一人の大人Bの席は、大人Aの向かい側に決まります。
残りの4席に子供4人が座る並び方は、4!通りです。
4!=4×3×2×1=244! = 4 \times 3 \times 2 \times 1 = 24
(2) 大人2人の間に子供がちょうど1人入る場合
まず、大人Aを円卓の席に固定します。
大人Aの隣の席に座る子供を選ぶ方法は4通りあります。
その子供の隣、つまり大人Aから2つ隣の席に大人Bが座ります。大人Bの席は、大人Aの左隣、または右隣のいずれかです。したがって、大人Aと大人Bの間には必ず子供が1人います。
大人Aと大人Bの席が決まれば、残りの3席に子供3人が座る並び方は3!通りです。
また、大人Aと大人Bの並び方は2!通りです。
したがって、
4×3!×2!=4×(3×2×1)×(2×1)=4×6×2=484 \times 3! \times 2! = 4 \times (3 \times 2 \times 1) \times (2 \times 1) = 4 \times 6 \times 2 = 48

3. 最終的な答え

(1) 大人2人が向かい合う場合は24通り。
(2) 大人2人の間に子供がちょうど1人入る場合は48通り。

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