(1) 四面体 ABCD の体積 V は、Dを頂点とする三角錐と考えると、底面は直角三角形 ADB と ADC と BDC で構成される。 V=61AD⋅BD⋅CD V=61⋅2⋅4⋅6=8 (2) △ABC の面積 S を求める。 まず、AB, BC, CA の長さを計算する。 △ADB において、AB=AD2+BD2=22+42=4+16=20=25 △ADC において、AC=AD2+CD2=22+62=4+36=40=210 △BDC において、BC=BD2+CD2=42+62=16+36=52=213 ヘロンの公式より、s=2AB+BC+CA=225+210+213=5+10+13 S=s(s−AB)(s−BC)(s−CA)=(5+10+13)(10+13−5)(5+10−13)(5+13−10)=229 しかし、別解として、三平方の定理を3次元に拡張した式を利用することができる。
S2=SADB2+SADC2+SBDC2 SADB=21AD⋅DB=21⋅2⋅4=4 SADC=21AD⋅DC=21⋅2⋅6=6 SBDC=21BD⋅DC=21⋅4⋅6=12 S2=42+62+122=16+36+144=196 S=196=14 (3) 頂点 D から平面 ABC に下ろした垂線の長さ d を求める。 体積 V=31S⋅d 8=31⋅14⋅d d=1424=712