問題は、整数から2つの数を選び、それらをアとイにあてはめて計算をした結果(ウ)が整数にならない場合があるかどうかを考えるものです。 具体的には、以下の4つの計算方法について考えます。 ① $ア + イ = ウ$ ② $ア - イ = ウ$ ③ $ア × イ = ウ$ ④ $ア ÷ イ = ウ$ そして、 (1) ウが整数にならない場合がある計算は①~④のどれか。 (2) ウが整数にならない場合、ア、イに当てはまる数の例を1つ示す。
2025/6/19
1. 問題の内容
問題は、整数から2つの数を選び、それらをアとイにあてはめて計算をした結果(ウ)が整数にならない場合があるかどうかを考えるものです。
具体的には、以下の4つの計算方法について考えます。
①
②
③
④
そして、
(1) ウが整数にならない場合がある計算は①~④のどれか。
(2) ウが整数にならない場合、ア、イに当てはまる数の例を1つ示す。
2. 解き方の手順
(1)
* ① :アとイが整数であれば、その和も必ず整数になります。
* ② :アとイが整数であれば、その差も必ず整数になります。
* ③ :アとイが整数であれば、その積も必ず整数になります。
* ④ :アとイが整数であっても、割り算の場合、必ずしも結果が整数になるとは限りません。例えば、ア=1、イ=2の場合、となり、整数ではありません。
したがって、ウが整数にならない場合があるのは④の計算です。
(2)
ア=1、イ=2とすると、となり、ウは整数になりません。
ア=3、イ=2とすると、となり、ウは整数になりません。
3. 最終的な答え
(1) ④
(2) ア=1、イ=2 (例)