図において、円弧の長さの情報が与えられている。円弧BPの長さが$x$であるとき、$x$の値を求める。円弧AB=4, 円弧BC=5, 円弧CQ=1, 円弧RB=2, 円弧PC=2となっている。
2025/6/19
1. 問題の内容
図において、円弧の長さの情報が与えられている。円弧BPの長さがであるとき、の値を求める。円弧AB=4, 円弧BC=5, 円弧CQ=1, 円弧RB=2, 円弧PC=2となっている。
2. 解き方の手順
円周角の定理より、等しい長さの円弧に対する円周角は等しい。
円弧BPの長さがなので、となる。
円弧ABの長さが4、円弧BCの長さが5、円弧CQの長さが1、円弧RBの長さが2、円弧PCの長さが2である。
は円弧BCに対する円周角なので、円弧BCの長さに比例する。同様に、は円弧ACに対する円周角であり、は円弧ABに対する円周角である。
が成り立つので、四角形ABPCは円に内接する。
ここで、なので、である。
円弧BRの長さが2、円弧PCの長さが2なので、が成り立つ。
より、が成り立つ。
したがって、BPはの二等分線である。
円弧RB = 2, 円弧PC = 2より、RB = PCが成り立つ。
ここで、方べきの定理を用いると、
となる。
円弧RB + 円弧BP + 円弧PC + 円弧CQ + 円弧BC + 円弧AB = 円周
2 + x + 2 + 1 + 5 + 4 = 円周
x + 14 = 円周
円周角の定理より、
は円弧BCに対する円周角なので、
は円弧ACに対する円周角なので、
は円弧ABに対する円周角なので、
これらの情報だけでは、の値を特定できない。
与えられた円弧の長さに基づいて、角度の関係を注意深く考察する必要がある。
円弧の長さの比は角度の比に等しい。円弧の長さの合計は。
、円弧 BP = x, 円弧 CQ = 1。
は円弧BPに対応するので、。
は円弧CQに対応するので、。
したがって、円周全体をとすると、角度の大きさは円弧の長さに比例する。
これは を意味する。