与えられた複素数の等式を満たす実数 $x, y$ の値を求める問題です。 (1) $(x-2y) + (x+3)i = 2 - i$ (2) $(2x+y) + (x-y+3)i = 0$

代数学複素数連立方程式実部虚部
2025/6/19

1. 問題の内容

与えられた複素数の等式を満たす実数 x,yx, y の値を求める問題です。
(1) (x2y)+(x+3)i=2i(x-2y) + (x+3)i = 2 - i
(2) (2x+y)+(xy+3)i=0(2x+y) + (x-y+3)i = 0

2. 解き方の手順

複素数の等式では、実部と虚部がそれぞれ等しくなります。この性質を利用して、連立方程式を立てて解きます。
(1)
実部と虚部を比較すると、以下の連立方程式が得られます。
x2y=2x - 2y = 2
x+3=1x + 3 = -1
2つ目の式から、x=13=4x = -1 - 3 = -4 が得られます。
これを1つ目の式に代入すると、42y=2-4 - 2y = 2 となり、2y=6-2y = 6 より y=3y = -3 となります。
(2)
実部と虚部を比較すると、以下の連立方程式が得られます。
2x+y=02x + y = 0
xy+3=0x - y + 3 = 0
1つ目の式から y=2xy = -2x が得られます。
これを2つ目の式に代入すると、x(2x)+3=0x - (-2x) + 3 = 0 となり、3x+3=03x + 3 = 0 より x=1x = -1 となります。
y=2xy = -2xx=1x = -1 を代入すると、y=2(1)=2y = -2(-1) = 2 となります。

3. 最終的な答え

(1) x=4,y=3x = -4, y = -3
(2) x=1,y=2x = -1, y = 2

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