与えられた等比数列の初項と公比から、第2項から第4項までの値を求める問題です。 (1)と(2)の2つの数列について計算します。

代数学等比数列数列指数
2025/6/19

1. 問題の内容

与えられた等比数列の初項と公比から、第2項から第4項までの値を求める問題です。 (1)と(2)の2つの数列について計算します。

2. 解き方の手順

等比数列の第nn項は、an=a1rn1a_n = a_1 \cdot r^{n-1}で表されます。ここで、a1a_1は初項、rrは公比、nnは項の番号です。第2項から第4項までを計算するため、n=2,3,4n = 2, 3, 4を代入します。
(1) 初項が3、公比が2の場合
- 第2項: a2=3221=321=32=6a_2 = 3 \cdot 2^{2-1} = 3 \cdot 2^1 = 3 \cdot 2 = 6
- 第3項: a3=3231=322=34=12a_3 = 3 \cdot 2^{3-1} = 3 \cdot 2^2 = 3 \cdot 4 = 12
- 第4項: a4=3241=323=38=24a_4 = 3 \cdot 2^{4-1} = 3 \cdot 2^3 = 3 \cdot 8 = 24
(2) 初項が1/31/3、公比が1/2-1/2の場合
- 第2項: a2=13(12)21=13(12)1=13(12)=16a_2 = \frac{1}{3} \cdot (-\frac{1}{2})^{2-1} = \frac{1}{3} \cdot (-\frac{1}{2})^1 = \frac{1}{3} \cdot (-\frac{1}{2}) = -\frac{1}{6}
- 第3項: a3=13(12)31=13(12)2=1314=112a_3 = \frac{1}{3} \cdot (-\frac{1}{2})^{3-1} = \frac{1}{3} \cdot (-\frac{1}{2})^2 = \frac{1}{3} \cdot \frac{1}{4} = \frac{1}{12}
- 第4項: a4=13(12)41=13(12)3=13(18)=124a_4 = \frac{1}{3} \cdot (-\frac{1}{2})^{4-1} = \frac{1}{3} \cdot (-\frac{1}{2})^3 = \frac{1}{3} \cdot (-\frac{1}{8}) = -\frac{1}{24}

3. 最終的な答え

(1) 第2項: 6、第3項: 12、第4項: 24
(2) 第2項: -1/6、第3項: 1/12、第4項: -1/24

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