直線 $x + y - \pi = 0$ と円 $x^2 + y^2 = 5$ の共有点の個数を求めよ。

幾何学直線共有点距離幾何
2025/6/19

1. 問題の内容

直線 x+yπ=0x + y - \pi = 0 と円 x2+y2=5x^2 + y^2 = 5 の共有点の個数を求めよ。

2. 解き方の手順

円の中心から直線までの距離を求め、円の半径と比較することで共有点の個数を判定する。
円の中心は原点 (0,0)(0, 0) であり、半径は 5\sqrt{5} である。
直線 x+yπ=0x + y - \pi = 0 と点 (0,0)(0, 0) の距離 dd は、点と直線の距離の公式を用いて計算できる。
d=Ax0+By0+CA2+B2d = \frac{|Ax_0 + By_0 + C|}{\sqrt{A^2 + B^2}}
ここで、A=1A = 1, B=1B = 1, C=πC = -\pi, x0=0x_0 = 0, y0=0y_0 = 0 であるから、
d=10+10π12+12=π2=π2d = \frac{|1 \cdot 0 + 1 \cdot 0 - \pi|}{\sqrt{1^2 + 1^2}} = \frac{|\pi|}{\sqrt{2}} = \frac{\pi}{\sqrt{2}}
π3.14\pi \approx 3.14 であるから、π23.141.412.23\frac{\pi}{\sqrt{2}} \approx \frac{3.14}{1.41} \approx 2.23
円の半径 52.236\sqrt{5} \approx 2.236 なので、 d<5d < \sqrt{5} となり、直線と円は異なる2点で交わる。

3. 最終的な答え

2

「幾何学」の関連問題

大きな正方形と小さな正方形が組み合わさった図形において、大きな正方形の対角線の長さが45cm、小さな正方形の対角線の長さが15cmであるとき、色をつけた部分の面積を求める問題です。

正方形面積対角線図形因数分解
2025/6/19

問題5は、$\alpha$の動径が第2象限、$\beta$の動径が第4象限にあるとき、$\sin \alpha = \frac{4}{5}$、$\cos \beta = \frac{3}{5}$が与え...

三角関数加法定理直線のなす角
2025/6/19

三角関数の加法定理を用いて、$\sin 105^\circ$, $\cos 105^\circ$, $\tan 105^\circ$ の値を求める問題です。

三角関数加法定理角度
2025/6/19

三角関数の問題です。 問題6では、指定された象限における $\sin \theta$ または $\cos \theta$ の値から、$\cos \theta$、$\sin \theta$、$\tan ...

三角関数三角比三角関数の相互関係象限
2025/6/19

与えられた条件を満たす角 $\theta$ の動径がどの象限にあるかを求める問題です。 (1) $\sin \theta > 0$ かつ $\cos \theta < 0$ (2) $\sin \th...

三角比象限三角関数
2025/6/19

180°から360°までの角度について、度数法、弧度法、sinθ、cosθ、tanθの値を表に埋める問題です。

三角比三角関数弧度法度数法sincostan
2025/6/19

与えられた角度(0°から180°まで)について、弧度法での表現、サイン(sin)、コサイン(cos)、タンジェント(tan)の値を求める表を完成させる問題です。

三角関数弧度法sincostan角度
2025/6/19

三角関数の表を完成させる問題です。角度は0°から180°まで変化し、度数法、弧度法、sinθ、cosθ、tanθの値を埋める必要があります。

三角関数角度sincostan弧度法度数法
2025/6/19

$0^\circ \le \theta \le 180^\circ$ の範囲で、与えられた角度 $\theta$ (度数法) に対する弧度法での角度、$\sin \theta$, $\cos \the...

三角関数弧度法度数法sincostan
2025/6/19

$\theta = \frac{5}{3}\pi$ であり、$OP = 2$ のとき、点 $P$ の座標を求め、$\sin \frac{5}{3}\pi$, $\cos \frac{5}{3}\pi$...

三角関数座標角度sincostan
2025/6/19