正四面体の体積を求める。一辺の長さを a とする。 底面積は正三角形の面積なので、43a2。 高さは、正四面体の頂点から底面に下ろした垂線の足が、底面の正三角形の重心になることを利用して求める。
正三角形の重心は、中線を 2:1 に内分する点である。正三角形の一つの頂点から対辺の中点までの距離(高さ)は 23a なので、重心までの距離は 23a×32=33a となる。 正四面体の頂点から重心に下ろした垂線の長さを h とすると、ピタゴラスの定理より、 h2+(33a)2=a2 h2+93a2=a2 h2=96a2=32a2 h=32a=36a V=31×(43a2)×(36a)=3618a3=3632a3=122a3 V=122