2つの直線 $l: -3x - 2y + 1 = 0$ と $m: x + 5y + 9 = 0$ のなす角 $\alpha$ を求める問題です。ただし、$0^\circ \le \alpha \le 90^\circ$ とします。

幾何学直線角度傾き三角比
2025/6/19

1. 問題の内容

2つの直線 l:3x2y+1=0l: -3x - 2y + 1 = 0m:x+5y+9=0m: x + 5y + 9 = 0 のなす角 α\alpha を求める問題です。ただし、0α900^\circ \le \alpha \le 90^\circ とします。

2. 解き方の手順

まず、それぞれの直線の傾きを求めます。
直線 l:3x2y+1=0l: -3x - 2y + 1 = 0yy について解くと、
2y=3x+12y = -3x + 1
y=32x+12y = -\frac{3}{2}x + \frac{1}{2}
したがって、直線 ll の傾きは ml=32m_l = -\frac{3}{2} です。
直線 m:x+5y+9=0m: x + 5y + 9 = 0yy について解くと、
5y=x95y = -x - 9
y=15x95y = -\frac{1}{5}x - \frac{9}{5}
したがって、直線 mm の傾きは mm=15m_m = -\frac{1}{5} です。
2つの直線のなす角を α\alpha とすると、
tanα=mlmm1+mlmm\tan \alpha = \left| \frac{m_l - m_m}{1 + m_l m_m} \right|
tanα=32(15)1+(32)(15)\tan \alpha = \left| \frac{-\frac{3}{2} - (-\frac{1}{5})}{1 + (-\frac{3}{2})(-\frac{1}{5})} \right|
tanα=32+151+310\tan \alpha = \left| \frac{-\frac{3}{2} + \frac{1}{5}}{1 + \frac{3}{10}} \right|
tanα=1510+2101010+310\tan \alpha = \left| \frac{-\frac{15}{10} + \frac{2}{10}}{\frac{10}{10} + \frac{3}{10}} \right|
tanα=13101310\tan \alpha = \left| \frac{-\frac{13}{10}}{\frac{13}{10}} \right|
tanα=1\tan \alpha = |-1|
tanα=1\tan \alpha = 1
α=45\alpha = 45^\circ

3. 最終的な答え

α=45\alpha = 45^\circ

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