複素数 $z$ が複素数平面上で $|z-i|=1$ を満たす円上を動くとき、$w = \overline{z}$ で定義される複素数 $w$ がどのような図形を描くかを求める問題です。

代数学複素数複素数平面絶対値
2025/6/19

1. 問題の内容

複素数 zz が複素数平面上で zi=1|z-i|=1 を満たす円上を動くとき、w=zw = \overline{z} で定義される複素数 ww がどのような図形を描くかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、w=zw = \overline{z} より、z=wz = \overline{w} であることがわかります。
次に、zz が満たす条件 zi=1|z-i|=1z=wz = \overline{w} を代入します。
wi=1|\overline{w} - i| = 1
ここで、複素数 zz に対して z=z|\overline{z}| = |z| が成り立つことを利用すると、
wi=wi=w+i=1|\overline{w} - i| = |\overline{\overline{w} - i}| = |w + i| = 1
したがって、www+i=1|w+i|=1 を満たす複素数です。
この式は、複素数平面上で、wwi-i を中心とする半径1の円を描くことを意味します。

3. 最終的な答え

ww は、点 i-i を中心とする半径1の円を描きます。

「代数学」の関連問題

$|x-1| < 3$ が $|x| < 2$ であるための必要条件、十分条件、必要十分条件、またはどれでもないかを判定する問題です。

絶対値不等式必要条件十分条件論理
2025/6/19

(1) $x^2=1 \implies x = -1$ という命題の、逆、対偶、裏を述べ、それぞれの真偽を調べる問題。 (2) $x=3 \text{ かつ } y=2 \implies x+y = ...

命題論理対偶真偽
2025/6/19

実数 $x$ に対して、命題「$x^2 = 1 \Rightarrow x = -1$」の逆、対偶、裏をそれぞれ述べ、それらの真偽を調べよ。

命題論理対偶真偽
2025/6/19

与えられた式は $x^2 = 1$ であり、$x$ の値を求める問題です。与えられた解は $x=-1$ です。

二次方程式方程式の解平方根
2025/6/19

与えられた数を小さい順に並べます。 (1) $\sqrt[3]{5}$, $\sqrt[4]{10}$, $\sqrt{3}$ (2) $4^{\frac{1}{4}}$, $8^{\frac{2}{...

指数対数大小比較
2025/6/19

多項式 $P(x)$ を $x-2$ で割った余りが $-1$、 $x+3$ で割った余りが $9$ であるとき、$P(x)$ を $(x-2)(x+3)$ で割った余りを求める。

多項式剰余の定理因数定理連立方程式
2025/6/19

与えられた2つの3次方程式を解く問題です。 (1) $x^3 - 7x^2 + 14x - 8 = 0$ (2) $x^3 - 6x^2 + 7x - 2 = 0$

三次方程式因数定理因数分解解の公式
2025/6/19

与えられた方程式は以下の通りです。この方程式を解いて $x$ の値を求めます。 $\frac{\frac{2x}{100}}{\frac{5-x}{100} \cdot \frac{5-x}{100}...

二次方程式分数方程式解の公式
2025/6/19

与えられた式は、$49 = \frac{\frac{2x}{100}}{(\frac{5-x}{100})^2}$ です。この式を満たす $x$ の値を求めます。

方程式二次方程式解の公式計算
2025/6/19

与えられた方程式を解く問題です。具体的には以下の4つの方程式を解きます。 (1) $x^3 + 8 = 0$ (2) $x^3 - 27 = 0$ (3) $x^4 - 13x^2 + 36 = 0$...

方程式三次方程式四次方程式解の公式複素数因数分解
2025/6/19