複素数の割り算を行います。具体的には、$\frac{3+j2}{1+j3}$ を計算します。ここで、$j$ は虚数単位を表します。

代数学複素数複素数の割り算虚数単位
2025/6/20

1. 問題の内容

複素数の割り算を行います。具体的には、3+j21+j3\frac{3+j2}{1+j3} を計算します。ここで、jj は虚数単位を表します。

2. 解き方の手順

複素数の割り算を行うには、分母の共役複素数を分子と分母の両方に掛けます。
分母 1+j31+j3 の共役複素数は 1j31-j3 です。
したがって、
3+j21+j3=3+j21+j31j31j3\frac{3+j2}{1+j3} = \frac{3+j2}{1+j3} \cdot \frac{1-j3}{1-j3}
分子を計算します。
(3+j2)(1j3)=3(1)+3(j3)+j2(1)+j2(j3)=3j9+j2j26=3j7+6=9j7(3+j2)(1-j3) = 3(1) + 3(-j3) + j2(1) + j2(-j3) = 3 - j9 + j2 - j^26 = 3 - j7 + 6 = 9 - j7
分母を計算します。
(1+j3)(1j3)=12(j3)2=1j29=1(1)9=1+9=10(1+j3)(1-j3) = 1^2 - (j3)^2 = 1 - j^29 = 1 - (-1)9 = 1 + 9 = 10
したがって、
3+j21+j3=9j710=910j710\frac{3+j2}{1+j3} = \frac{9-j7}{10} = \frac{9}{10} - j\frac{7}{10}

3. 最終的な答え

910j710\frac{9}{10} - j\frac{7}{10}

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