15本のくじがあり、そのうち5本が当たりくじである。くじを1本引き、当たりか外れかを確認した後、くじを元に戻す。この試行を2回繰り返すとき、1回目が当たりで、2回目が外れである確率を求める。

確率論・統計学確率独立試行当たりくじ確率の乗法定理
2025/3/29

1. 問題の内容

15本のくじがあり、そのうち5本が当たりくじである。くじを1本引き、当たりか外れかを確認した後、くじを元に戻す。この試行を2回繰り返すとき、1回目が当たりで、2回目が外れである確率を求める。

2. 解き方の手順

1回目の試行で当たりくじを引く確率は、全15本中5本が当たりなので、
P(1回目が当たり)=515=13P(1回目が当たり) = \frac{5}{15} = \frac{1}{3}
となる。
2回目の試行で外れくじを引く確率は、くじを元に戻しているので、全15本中10本が外れ(15本 - 5本 = 10本)なので、
P(2回目が外れ)=1015=23P(2回目が外れ) = \frac{10}{15} = \frac{2}{3}
となる。
1回目が当たりで、2回目が外れである確率は、それぞれの確率の積で求められる。
P(1回目が当たり、2回目が外れ)=P(1回目が当たり)×P(2回目が外れ)=13×23P(1回目が当たり、2回目が外れ) = P(1回目が当たり) \times P(2回目が外れ) = \frac{1}{3} \times \frac{2}{3}

3. 最終的な答え

13×23=29\frac{1}{3} \times \frac{2}{3} = \frac{2}{9}
したがって、求める確率は 29\frac{2}{9} である。

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