3点 $(2, -1)$, $(5, 6a)$, $(a, a^2 + 3)$ が同一直線上にあるような実数 $a$ の値を求めよ。

代数学直線傾き二次方程式連立方程式
2025/6/20

1. 問題の内容

3点 (2,1)(2, -1), (5,6a)(5, 6a), (a,a2+3)(a, a^2 + 3) が同一直線上にあるような実数 aa の値を求めよ。

2. 解き方の手順

3点が同一直線上にあるとき、それらの点で作られるベクトルの傾きは等しい。つまり、2点間の傾きが等しい。
まず、点 (2,1)(2, -1) と点 (5,6a)(5, 6a) を通る直線の傾きを求める。
傾き m1=6a(1)52=6a+13m_1 = \frac{6a - (-1)}{5 - 2} = \frac{6a + 1}{3}
次に、点 (2,1)(2, -1) と点 (a,a2+3)(a, a^2 + 3) を通る直線の傾きを求める。
傾き m2=a2+3(1)a2=a2+4a2m_2 = \frac{a^2 + 3 - (-1)}{a - 2} = \frac{a^2 + 4}{a - 2}
3点が同一直線上にあるためには、m1=m2m_1 = m_2 が成り立つ必要があるので、
6a+13=a2+4a2\frac{6a + 1}{3} = \frac{a^2 + 4}{a - 2}
両辺に 3(a2)3(a - 2) を掛けて、
(6a+1)(a2)=3(a2+4)(6a + 1)(a - 2) = 3(a^2 + 4)
6a212a+a2=3a2+126a^2 - 12a + a - 2 = 3a^2 + 12
6a211a2=3a2+126a^2 - 11a - 2 = 3a^2 + 12
3a211a14=03a^2 - 11a - 14 = 0
(3a14)(a+1)=0(3a - 14)(a + 1) = 0
したがって、a=143a = \frac{14}{3} または a=1a = -1

3. 最終的な答え

a=143,1a = \frac{14}{3}, -1

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