2直線 $2x + 7y + 13 = 0$ と $5x - 6y + 12 = 0$ の交点と、点 $(2, 1)$ を通る直線の方程式を求める。

幾何学直線交点方程式連立方程式
2025/6/20

1. 問題の内容

2直線 2x+7y+13=02x + 7y + 13 = 05x6y+12=05x - 6y + 12 = 0 の交点と、点 (2,1)(2, 1) を通る直線の方程式を求める。

2. 解き方の手順

まず、2直線の交点を求める。
2x+7y+13=02x + 7y + 13 = 0 ...(1)
5x6y+12=05x - 6y + 12 = 0 ...(2)
(1)式を5倍、(2)式を2倍する。
10x+35y+65=010x + 35y + 65 = 0 ...(3)
10x12y+24=010x - 12y + 24 = 0 ...(4)
(3)式から(4)式を引く。
47y+41=047y + 41 = 0
y=4147y = -\frac{41}{47}
これを(1)式に代入する。
2x+7(4147)+13=02x + 7(-\frac{41}{47}) + 13 = 0
2x28747+13=02x - \frac{287}{47} + 13 = 0
2x28747+61147=02x - \frac{287}{47} + \frac{611}{47} = 0
2x+32447=02x + \frac{324}{47} = 0
2x=324472x = -\frac{324}{47}
x=16247x = -\frac{162}{47}
したがって、2直線の交点は (16247,4147)(-\frac{162}{47}, -\frac{41}{47}) である。
次に、点 (16247,4147)(-\frac{162}{47}, -\frac{41}{47}) と点 (2,1)(2, 1) を通る直線の方程式を求める。
直線の傾き mm
m=1(4147)2(16247)=1+41472+16247=884725647=88256=1132m = \frac{1 - (-\frac{41}{47})}{2 - (-\frac{162}{47})} = \frac{1 + \frac{41}{47}}{2 + \frac{162}{47}} = \frac{\frac{88}{47}}{\frac{256}{47}} = \frac{88}{256} = \frac{11}{32}
直線の方程式は、y1=1132(x2)y - 1 = \frac{11}{32}(x - 2)
y1=1132x2232y - 1 = \frac{11}{32}x - \frac{22}{32}
y=1132x1116+1y = \frac{11}{32}x - \frac{11}{16} + 1
y=1132x+516y = \frac{11}{32}x + \frac{5}{16}
両辺を32倍する。
32y=11x+1032y = 11x + 10
11x32y+10=011x - 32y + 10 = 0

3. 最終的な答え

11x32y+10=011x - 32y + 10 = 0

「幾何学」の関連問題

点Pから円に引いた2直線が円と点A, B, C, Dで交わる。CP = 13, DP = 12, AD = x, BC = y, ∠ABP = 90°, AD = 2CDであるとき、xとyの値を求める...

方べきの定理円周角直角三角形
2025/6/25

円に点Pから引いた2つの直線が点A, B, C, Dで交わっている。$CP = 13$, $DP = 12$, $AD = x$, $BC = y$, $\angle ABP = 90^\circ$,...

方べきの定理円周角の定理トレミーの定理
2025/6/25

直角三角形ABCにおいて、$\angle C = 90^\circ$, $AC = 5$, $BC = \sqrt{11}$とする。$\angle A = \alpha$, $\angle B = \...

三角比直角三角形sincostanピタゴラスの定理
2025/6/25

与えられた角度をラジアンから度数法に変換する問題です。具体的には、(1) $\frac{\pi}{6}$、(2) $\frac{3\pi}{4}$、(3) $\frac{7\pi}{10}$、(4) ...

角度ラジアン度数法三角関数
2025/6/25

ある地点Aから塔の先端Pを見上げた角度(仰角)は30度でした。塔に向かって水平に15m進んだ地点BからPを見上げた角度は60度でした。塔の高さPQを求めてください。

三角比直角三角形仰角高さtan
2025/6/25

問題は2つの部分に分かれています。 1つ目は、与えられた角度の三角比の値を求める問題です。 具体的には、sin 120°, cos 150°, tan 135°, sin 150°, cos 135°...

三角比三角関数角度sincostan単位円
2025/6/25

単位円 $x^2 + y^2 = 1$ 上の点 $P(x, y)$ における接線 $\ell$ が、直線 $OP$ と垂直であることを、傾きを計算して確かめる問題です。

接線微分直交傾き
2025/6/25

与えられた方程式がどのような図形を表すかを求める問題です。具体的には、以下の4つの方程式について、その図形の種類(円、点、存在しないなど)と、円の場合は中心の座標と半径を求めます。 (1) $x^2 ...

方程式平方完成座標
2025/6/25

与えられた情報から円の方程式を求める問題です。 (1) 中心が$(-2, 1)$で点$(1, -3)$を通る円の方程式 (2) 2点$(4, -2)$と$(-6, 2)$が直径の両端である円の方程式 ...

円の方程式座標平面
2025/6/25

$0 \leq \theta < 2\pi$ のとき、次の方程式を解く。 (1) $\sin \theta = -\frac{\sqrt{3}}{2}$ (2) $\cos \theta = \fra...

三角関数三角方程式角度ラジアン
2025/6/25