1. 問題の内容
関数 が、 を満たすとき、 を求める。
2. 解き方の手順
与えられた微分方程式は、積の微分公式に似た形をしている。
式全体に をかけると以下のようになる。
左辺は、 の微分になっていることがわかる。
つまり、 である。
右辺を展開すると、 となる。
したがって、
両辺を で積分すると、
ここで、 は積分定数である。
を求めると、
元の式に戻って、 を代入してみる。すると、
つまり、となる。
で、とすると、左辺はになるので、
したがって
を仮定する。すると となり、
となる。
これは と異なるため、ではない。
とすると、なので、
より、
より、なので、
より、
したがって、