52枚のトランプから1枚引くとき、以下の確率を求めます。 (1) 引いたトランプが絵札である確率 (2) 引いたトランプがスペードまたは絵札である確率

確率論・統計学確率トランプ事象の確率排反事象
2025/6/20

1. 問題の内容

52枚のトランプから1枚引くとき、以下の確率を求めます。
(1) 引いたトランプが絵札である確率
(2) 引いたトランプがスペードまたは絵札である確率

2. 解き方の手順

(1) 絵札である確率
52枚のトランプのうち、絵札はジャック(J)、クイーン(Q)、キング(K)の3種類が4つのスート(スペード、ハート、ダイヤ、クラブ)にあるので、全部で 3×4=123 \times 4 = 12 枚です。
したがって、絵札を引く確率は、
絵札の枚数トランプの総数=1252=313 \frac{\text{絵札の枚数}}{\text{トランプの総数}} = \frac{12}{52} = \frac{3}{13}
(2) スペードまたは絵札である確率
スペードは13枚あります。絵札は12枚ありますが、スペードの絵札(スペードのJ, Q, K)は3枚なので、重複を避ける必要があります。
スペードの絵札以外の絵札の枚数は 123=912 - 3 = 9 枚です。
したがって、スペードまたは絵札であるカードの枚数は 13+9=2213 + 9 = 22 枚です。
スペードまたは絵札を引く確率は、
スペードまたは絵札の枚数トランプの総数=2252=1126 \frac{\text{スペードまたは絵札の枚数}}{\text{トランプの総数}} = \frac{22}{52} = \frac{11}{26}

3. 最終的な答え

(1) 絵札である確率は 313 \frac{3}{13}
(2) スペードまたは絵札である確率は 1126 \frac{11}{26}

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