1から15までの番号札が15枚あります。この中から2枚を同時に引くとき、その番号の和が偶数になる確率を求めなさい。

確率論・統計学確率組み合わせ事象
2025/6/20
## 問題7

1. 問題の内容

1から15までの番号札が15枚あります。この中から2枚を同時に引くとき、その番号の和が偶数になる確率を求めなさい。

2. 解き方の手順

和が偶数になるのは、
* 2枚とも偶数の場合
* 2枚とも奇数の場合
のいずれかです。
1から15までの番号札のうち、偶数は7枚、奇数は8枚です。
全事象は、15枚から2枚を選ぶ組み合わせなので、
15C2=15×142×1=105_{15}C_2 = \frac{15 \times 14}{2 \times 1} = 105 通りです。
(i) 2枚とも偶数の場合
7枚の偶数から2枚を選ぶ組み合わせなので、
7C2=7×62×1=21_7C_2 = \frac{7 \times 6}{2 \times 1} = 21 通りです。
(ii) 2枚とも奇数の場合
8枚の奇数から2枚を選ぶ組み合わせなので、
8C2=8×72×1=28_8C_2 = \frac{8 \times 7}{2 \times 1} = 28 通りです。
したがって、和が偶数になるのは、 21+28=4921 + 28 = 49 通りです。
よって、求める確率は、 49105=715\frac{49}{105} = \frac{7}{15} となります。

3. 最終的な答え

715\frac{7}{15}
## 問題8

1. 問題の内容

大小2個のサイコロを同時に投げるとき、目の和が2桁の偶数になる確率を求めなさい。

2. 解き方の手順

2つのサイコロの目の和の最小値は2, 最大値は12です。したがって、2桁の偶数になるのは10と12の場合です。
* 目の和が10になる場合:(4,6), (5,5), (6,4) の3通り
* 目の和が12になる場合:(6,6) の1通り
したがって、2桁の偶数になるのは 3+1=43 + 1 = 4 通りです。
大小2個のサイコロの目の出方は、6×6=366 \times 6 = 36 通りなので、求める確率は 436=19\frac{4}{36} = \frac{1}{9} です。

3. 最終的な答え

19\frac{1}{9}
## 問題9 (1)

1. 問題の内容

1から30までの数字が書いてある玉が30個入った袋から、玉を1個取り出すとき、「6の倍数の玉を取り出す」という事象Aの起こる確率を求めなさい。

2. 解き方の手順

1から30までの数字のうち、6の倍数は6, 12, 18, 24, 30の5個です。
全体は30個の玉があるので、求める確率は530=16\frac{5}{30} = \frac{1}{6}です。

3. 最終的な答え

16\frac{1}{6}
## 問題9 (2)

1. 問題の内容

1から30までの数字が書いてある玉が30個入った袋から、玉を1個取り出すとき、「6の倍数でない玉を取り出す」という事象の起こる確率を求めなさい。

2. 解き方の手順

(1)より、6の倍数の玉は5個あるので、6の倍数でない玉は 305=2530 - 5 = 25 個です。
したがって、求める確率は 2530=56\frac{25}{30} = \frac{5}{6} です。

3. 最終的な答え

56\frac{5}{6}
## 問題10

1. 問題の内容

X, Yの2人がそれぞれサイコロを1回投げ、1の目が出ると景品がもらえます。少なくとも1人が景品をもらえる確率を求めなさい。

2. 解き方の手順

少なくとも1人が景品をもらえる確率は、2人とも景品をもらえない確率を1から引くことで求められます。
Xが景品をもらえない確率 (1以外の目が出る確率) は 56\frac{5}{6} です。
Yが景品をもらえない確率 (1以外の目が出る確率) は 56\frac{5}{6} です。
2人とも景品をもらえない確率は 56×56=2536\frac{5}{6} \times \frac{5}{6} = \frac{25}{36} です。
したがって、少なくとも1人が景品をもらえる確率は 12536=11361 - \frac{25}{36} = \frac{11}{36} です。

3. 最終的な答え

1136\frac{11}{36}
## 問題11

1. 問題の内容

10円硬貨, 50円硬貨, 100円硬貨1枚ずつを同時に投げます。少なくとも1枚は表が出る確率を求めなさい。

2. 解き方の手順

少なくとも1枚が表である確率は、すべて裏である確率を1から引くことで求められます。
1枚の硬貨が裏である確率は 12\frac{1}{2} です。
3枚とも裏である確率は 12×12×12=18\frac{1}{2} \times \frac{1}{2} \times \frac{1}{2} = \frac{1}{8} です。
したがって、少なくとも1枚が表である確率は 118=781 - \frac{1}{8} = \frac{7}{8} です。

3. 最終的な答え

78\frac{7}{8}

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