2つの問題があります。 問題1:大小2つのサイコロを同時に投げるとき、 (1) 目の和が3または4になる確率を求めよ。 (2) 目の和が5の倍数になる確率を求めよ。 問題2:大人6人と子ども2人が、くじ引きで席を決めて円卓に座るとき、 (1) 子ども2人が隣り合う確率を求めよ。 (2) 子ども2人が真正面に向かい合う確率を求めよ。

確率論・統計学確率サイコロ場合の数円卓確率分布
2025/6/20

1. 問題の内容

2つの問題があります。
問題1:大小2つのサイコロを同時に投げるとき、
(1) 目の和が3または4になる確率を求めよ。
(2) 目の和が5の倍数になる確率を求めよ。
問題2:大人6人と子ども2人が、くじ引きで席を決めて円卓に座るとき、
(1) 子ども2人が隣り合う確率を求めよ。
(2) 子ども2人が真正面に向かい合う確率を求めよ。

2. 解き方の手順

問題1
(1) 目の和が3になるのは、(1, 2), (2, 1)の2通り。
目の和が4になるのは、(1, 3), (2, 2), (3, 1)の3通り。
サイコロの目の出方は全部で 6×6=366 \times 6 = 36 通り。
したがって、求める確率は 2+336=536\frac{2 + 3}{36} = \frac{5}{36}
(2) 目の和が5の倍数になるのは、5または10。
目の和が5になるのは、(1, 4), (2, 3), (3, 2), (4, 1)の4通り。
目の和が10になるのは、(4, 6), (5, 5), (6, 4)の3通り。
したがって、求める確率は 4+336=736\frac{4 + 3}{36} = \frac{7}{36}
問題2
(1) まず、円卓における座り方の総数を考える。8人が円卓に座る座り方は(81)!=7!(8-1)! = 7!通り。
子ども2人が隣り合う場合を考える。子ども2人を1つの組として考えると、大人6人と合わせて7人。この7人の円卓での座り方は(71)!=6!(7-1)! = 6!通り。
また、子ども2人の並び方は2!通り。
したがって、求める確率は 6!×2!7!=6!×27×6!=27\frac{6! \times 2!}{7!} = \frac{6! \times 2}{7 \times 6!} = \frac{2}{7}
(2) 子ども2人が真正面に向かい合う場合を考える。
まず、1人の子どもの席を固定する。
もう1人の子どもは、その子の正面の席に座る必要がある。
残りの6人の大人の座り方は6!通り。
したがって、求める確率は 6!7!=6!7×6!=17\frac{6!}{7!} = \frac{6!}{7 \times 6!} = \frac{1}{7}

3. 最終的な答え

問題1
(1) 536\frac{5}{36}
(2) 736\frac{7}{36}
問題2
(1) 27\frac{2}{7}
(2) 17\frac{1}{7}

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