少なくとも1個が不良品である確率は、余事象の考え方を利用して求めます。つまり、「少なくとも1個が不良品である」の反対は「2個とも不良品ではない」ということです。
まず、10個から2個を取り出す場合の総数を計算します。これは組み合わせで表され、10C2 となります。 10C2=2!(10−2)!10!=2!8!10!=2×110×9=45 次に、2個とも不良品ではない場合の数を計算します。不良品でない製品は8個あるので、その中から2個を選ぶ場合の数は、8C2 となります。 8C2=2!(8−2)!8!=2!6!8!=2×18×7=28 したがって、2個とも不良品ではない確率は、4528 となります。 求める確率は、1からこの確率を引いたものです。
1−4528=4545−4528=4517