一定の加速度で直線運動する物体の運動に関する問題です。 (1) 初速度 $10 \text{ m/s}$ で運動していた物体が、加速度 $3.0 \text{ m/s}^2$ で $4.0$ 秒間加速したときの速度を求めます。 (2) 同物体が $4.0$ 秒間に進んだ距離を求めます。

応用数学物理運動等加速度運動公式
2025/6/21

1. 問題の内容

一定の加速度で直線運動する物体の運動に関する問題です。
(1) 初速度 10 m/s10 \text{ m/s} で運動していた物体が、加速度 3.0 m/s23.0 \text{ m/s}^24.04.0 秒間加速したときの速度を求めます。
(2) 同物体が 4.04.0 秒間に進んだ距離を求めます。

2. 解き方の手順

(1) 等加速度直線運動の速度の公式 v=v0+atv = v_0 + at を用います。ここで、vv は求める最終速度、v0v_0 は初速度、aa は加速度、tt は時間です。
v=10 m/s+(3.0 m/s2)(4.0 s)v = 10 \text{ m/s} + (3.0 \text{ m/s}^2)(4.0 \text{ s})
(2) 等加速度直線運動の変位の公式 x=v0t+12at2x = v_0 t + \frac{1}{2} a t^2 を用います。ここで、xx は変位(進んだ距離)、v0v_0 は初速度、aa は加速度、tt は時間です。
x=(10 m/s)(4.0 s)+12(3.0 m/s2)(4.0 s)2x = (10 \text{ m/s})(4.0 \text{ s}) + \frac{1}{2} (3.0 \text{ m/s}^2) (4.0 \text{ s})^2

3. 最終的な答え

(1) v=10 m/s+12 m/s=22 m/sv = 10 \text{ m/s} + 12 \text{ m/s} = 22 \text{ m/s}
4.0秒後の物体の速さは 22 m/s22 \text{ m/s} です。
(2) x=40 m+12(3.0 m/s2)(16 s2)=40 m+24 m=64 mx = 40 \text{ m} + \frac{1}{2} (3.0 \text{ m/s}^2) (16 \text{ s}^2) = 40 \text{ m} + 24 \text{ m} = 64 \text{ m}

4. 0秒後までに物体が進んだ距離は $64 \text{ m}$ です。

「応用数学」の関連問題

野球の打者が、水平方向に時速144kmで飛んできたボールを打ちました。ボールは初速度35m/s、仰角45°で飛んでいきました。バットがボールに与えた力積の向きと大きさを求める問題です。ボールの質量は1...

力学運動量力積ベクトル物理
2025/6/21

質量 $M$ の物体Aと質量 $m$ の物体Bが、定滑車を通して繋がれている。物体Bは地面にあり、物体Aは高さ $h$ の位置にある。$M > m$ であり、重力加速度の大きさを $g$ とする。物体...

力学運動方程式重力加速度張力
2025/6/21

問題24:初速度5.0 m/sで点Oを通過した小球が、初速度の向きに4.0 m/s^2の加速度で運動し、点Pを7.0 m/sの速度で通過した。OP間の距離は何mか。

物理運動等加速度運動距離速度加速度
2025/6/21

問題は、静止状態から動き始めた物体の運動について、0.10秒ごとの到達距離の測定結果が与えられた表に基づいて、以下の3つの問いに答えるものです。 (1) 表の値から各0.10秒間の平均の速さを求め、表...

物理運動加速度速度グラフ
2025/6/21

物体の平均の加速度を求める問題です。 (1) 一直線上を正の向きに $3.0 \mathrm{m/s}$ の速度で進む物体が、4.0秒後に正の向きに $9.0 \mathrm{m/s}$ の速度になっ...

物理運動加速度力学
2025/6/21

高い塔の上から小球を自由落下させたとき、以下の問いに答えます。重力加速度の大きさは $9.8 \ m/s^2$ とします。 (1) 2.0秒後の小球の加速度はどの向きに何 $m/s^2$ か。 (2)...

力学自由落下重力加速度運動
2025/6/21

混合気体中の二酸化炭素(CO2、分子量44)の物質量比を $x$ [%]とする。窒素(N2、分子量28)の物質量比は $(100-x)$ [%]である。混合気体1 mol(38.4 g)中に含まれるC...

化学計算連立方程式物質量混合気体
2025/6/21

x軸上を等加速度直線運動する物体が、原点を時刻0sに通過した後の8.0秒間の速度と時間の関係を示すv-tグラフが与えられています。 (1) 物体の加速度 $a$ を求めます。 (2) 物体が原点から最...

物理力学等加速度運動v-tグラフ二次関数
2025/6/21

この問題は、等加速度直線運動をしている物体の $v-t$ グラフが与えられており、以下の4つの問いに答えるものです。 (1) 物体の加速度 $a$ を求める。 (2) 物体が原点から最も遠ざかるときの...

物理運動等加速度直線運動グラフv-tグラフ
2025/6/21

この問題は、仕事と仕事率に関する計算問題です。与えられた条件から、仕事、仕事率、距離、時間などを求める必要があります。

仕事仕事率力学物理
2025/6/21