次の連立方程式を解きます。 $\frac{1}{2x-3y} + \frac{2}{x+2y} = 3$ $\frac{3}{2x-3y} - \frac{2}{x+2y} = 5$

代数学連立方程式分数式方程式の解法
2025/6/21

1. 問題の内容

次の連立方程式を解きます。
12x3y+2x+2y=3\frac{1}{2x-3y} + \frac{2}{x+2y} = 3
32x3y2x+2y=5\frac{3}{2x-3y} - \frac{2}{x+2y} = 5

2. 解き方の手順

12x3y=A\frac{1}{2x-3y} = A1x+2y=B\frac{1}{x+2y} = Bとおくと、与えられた連立方程式は次のようになります。
A+2B=3A + 2B = 3
3A2B=53A - 2B = 5
この連立方程式を解きます。
まず、二つの式を足し合わせると
4A=84A = 8
A=2A = 2
次に、A=2A=2を最初の式に代入すると
2+2B=32 + 2B = 3
2B=12B = 1
B=12B = \frac{1}{2}
A=2A = 2B=12B = \frac{1}{2}より、
12x3y=2\frac{1}{2x-3y} = 2
1x+2y=12\frac{1}{x+2y} = \frac{1}{2}
したがって
2x3y=122x - 3y = \frac{1}{2}
x+2y=2x + 2y = 2
この連立方程式を解きます。
二番目の式を2倍して、一つ目の式から引くと
2x3y2(x+2y)=122(2)2x - 3y - 2(x + 2y) = \frac{1}{2} - 2(2)
2x3y2x4y=1242x - 3y - 2x - 4y = \frac{1}{2} - 4
7y=72-7y = -\frac{7}{2}
y=12y = \frac{1}{2}
y=12y = \frac{1}{2}x+2y=2x + 2y = 2に代入すると
x+2(12)=2x + 2(\frac{1}{2}) = 2
x+1=2x + 1 = 2
x=1x = 1

3. 最終的な答え

x=1x = 1, y=12y = \frac{1}{2}

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