与えられた条件の否定を求める問題です。 (1) $x=2$ かつ $y=-1$ (2) $x>8$ または $x=3$ (3) $5 < x \le 10$ (4) $n$ は偶数 または $n$ は 5 の倍数 (5) $x, y$ の少なくとも一方は無理数である

論理学論理否定命題
2025/6/21

1. 問題の内容

与えられた条件の否定を求める問題です。
(1) x=2x=2 かつ y=1y=-1
(2) x>8x>8 または x=3x=3
(3) 5<x105 < x \le 10
(4) nn は偶数 または nn は 5 の倍数
(5) x,yx, y の少なくとも一方は無理数である

2. 解き方の手順

(1) 「かつ」の否定は「または」であり、それぞれの条件を否定します。
x=2x=2 の否定は x2x \ne 2 であり、y=1y=-1 の否定は y1y \ne -1 です。
したがって、否定は x2x \ne 2 または y1y \ne -1 です。
(2) 「または」の否定は「かつ」であり、それぞれの条件を否定します。
x>8x>8 の否定は x8x \le 8 であり、x=3x=3 の否定は x3x \ne 3 です。
したがって、否定は x8x \le 8 かつ x3x \ne 3 です。
(3) 5<x105 < x \le 105<x5 < x かつ x10x \le 10 と同値です。
否定は、「かつ」を「または」に変え、それぞれの条件を否定します。
5<x5 < x の否定は x5x \le 5 であり、x10x \le 10 の否定は x>10x > 10 です。
したがって、否定は x5x \le 5 または x>10x > 10 です。
(4) 「または」の否定は「かつ」であり、それぞれの条件を否定します。
nn は偶数の否定は nn は奇数であり、nn は 5 の倍数の否定は nn は 5 の倍数でないです。
したがって、否定は nn は奇数 かつ nn は 5 の倍数でない です。
(5) 「少なくとも一方は無理数」の否定は、「両方とも有理数」です。
したがって、否定は xx は有理数 かつ yy は有理数 です。

3. 最終的な答え

(1) x2x \ne 2 または y1y \ne -1
(2) x8x \le 8 かつ x3x \ne 3
(3) x5x \le 5 または x>10x > 10
(4) nn は奇数 かつ nn は 5 の倍数でない
(5) xx は有理数 かつ yy は有理数

「論理学」の関連問題

問題文には3つの命題とその真偽を判断するよう指示があります。 (4) $n$ は3の倍数 $\implies$ $n$ は9の倍数 (5) $m+n$ は偶数 $\implies$ $m, n$ の少...

命題真偽論理倍数偶数奇数
2025/6/19

与えられた3つの命題の真偽を判定し、真である場合は証明を、偽である場合は反例を挙げる。 (4) $n$ は 3 の倍数 $\implies$ $n$ は 9 の倍数 (5) $m+n$ は偶数 $\i...

命題真偽判定証明反例整数倍数
2025/6/19

与えられた2つの条件pとqに対して、命題 $p \Rightarrow q$ の真偽を、集合を用いて調べる問題です。 (1) $p: x \leq 2$, $q: x \leq 4$ (xは実数) (...

命題集合真偽条件
2025/6/19

命題「$x$ を実数とするとき、$x^2 = -1$ ならば $x = 2$」が真である理由を説明する。

命題真偽実数論理条件
2025/6/16

問題は、与えられた条件の否定を述べる問題です。x, y は実数、m, n は自然数です。以下の6つの条件に対する否定を求めます。 (1) $x < -1$ かつ $y > 0$ (2) $n$ は偶数...

論理否定条件命題
2025/6/14

問題は、以下の4つの命題の真偽を判定することです。ここで、$x$ は実数、$n$ は整数とします。 (1) $x^2 = x \Rightarrow x = 1$ (2) $n$ が 4 の倍数 $\...

命題真偽判定条件整数実数
2025/6/14

$n$ は自然数であるとき、以下の2つの条件の否定を求めます。 (1) $n$ は偶数である。 (2) $n$ は 5 より小さい。

命題否定自然数偶数奇数不等式
2025/6/13

xは実数、nは整数とします。次の命題の真偽を調べます。 (1) $x^2 = x \implies x=1$ (2) $n$ が4の倍数 $\implies n^2$ が8の倍数 (3) $-7 < ...

命題真偽論理不等式整数
2025/6/12

問題92の(4), (5), (6)について、与えられた命題の逆、対偶、裏をそれぞれ述べ、それらの真偽を調べる。

命題対偶真偽倍数偶数奇数
2025/6/11

問題は、与えられた条件の否定を求める問題です。具体的には、以下の6つの条件について、その否定を答えます。ここで、$a$, $b$は実数、$m$, $n$は自然数です。 (1) $a<-1$ かつ $b...

論理否定条件命題
2025/6/11