等加速度直線運動をする物体について、以下の3つの問いに答える。 (1) 物体の加速度を求める。 (2) 物体が点Oから最も遠くなる時間と、その時の点Oからの距離を求める。 (3) 物体が再び点Oに戻ってくる時間を求める。

応用数学物理等加速度直線運動運動の法則力学
2025/6/21
はい、承知いたしました。問題文を読み解き、解答を作成します。

1. 問題の内容

等加速度直線運動をする物体について、以下の3つの問いに答える。
(1) 物体の加速度を求める。
(2) 物体が点Oから最も遠くなる時間と、その時の点Oからの距離を求める。
(3) 物体が再び点Oに戻ってくる時間を求める。

2. 解き方の手順

(1) 加速度を求める。
等加速度直線運動の公式 v2v02=2axv^2 - v_0^2 = 2ax を利用する。
ここで、v0v_0は初速度 (12 m/s, 右向きを正とする)、vv は後の速度 (-4.0 m/s)、xx は変位 (16 m) である。
(4.0)2(12)2=2a16(-4.0)^2 - (12)^2 = 2 \cdot a \cdot 16
16144=32a16 - 144 = 32a
128=32a-128 = 32a
a=4.0 m/s2a = -4.0 \ m/s^2
加速度は左向きに 4.0 m/s24.0 \ m/s^2 である。
(2) 最も遠くなる時間と距離を求める。
最も遠くなる地点では速度が0になる。等加速度直線運動の公式 v=v0+atv = v_0 + at を利用して、時間を求める。
0=12+(4.0)t0 = 12 + (-4.0)t
4t=124t = 12
t=3.0 st = 3.0 \ s
点Oを通過してから3.0秒後に最も遠くなる。
次に、等加速度直線運動の公式 x=v0t+12at2x = v_0t + \frac{1}{2}at^2 を利用して、点Oからの距離を求める。
x=123+12(4.0)32x = 12 \cdot 3 + \frac{1}{2}(-4.0) \cdot 3^2
x=3618x = 36 - 18
x=18 mx = 18 \ m
点Oから18 mの地点。
(3) 再び点Oに戻ってくる時間を求める。
再び点Oに戻ってくる時、変位は0である。等加速度直線運動の公式 x=v0t+12at2x = v_0t + \frac{1}{2}at^2 を利用する。
0=12t+12(4.0)t20 = 12t + \frac{1}{2}(-4.0)t^2
0=12t2t20 = 12t - 2t^2
0=t(122t)0 = t(12 - 2t)
t=0,6.0t = 0, 6.0
t=0t=0は出発時点なので、t=6.0 st = 6.0 \ s が答え。

3. 最終的な答え

(1) 左向きに 4.0 m/s24.0 \ m/s^2
(2) 3.0 s後、18 m
(3) 6.0 s後

「応用数学」の関連問題

一定の速度12m/sで進む自動車を、静止していたオートバイが追いかける問題です。オートバイは出発から5.0秒後に自動車に追いつきます。以下の3つの問いに答えます。 (1) オートバイが自動車に追いつく...

運動加速度速度距離物理
2025/6/21

ある財の需要曲線が $X = -3P + 2400$、供給曲線が $X = 5P$ で与えられている。ここで、$X$ は数量、$P$ は価格を表す。政府が上限価格を 150 に規制した場合の死重の損失...

経済学需要曲線供給曲線均衡価格死重の損失最適化
2025/6/21

ある財の市場において、需要曲線が $X = -P + 200$ で表される。当初、参入規制があり供給曲線は $X = (1/2)P - 10$ であった。参入規制が撤廃された後の供給曲線は $X = ...

ミクロ経済学市場均衡供給曲線需要曲線消費者余剰生産者余剰積分
2025/6/21

ある財の需要曲線が $X = -3P + 2400$ で、供給曲線が $X = 5P$ であるとする。$X$ は数量、$P$ は価格を表す。政府により上限価格が $150$ に規制されたとき、取引量、...

経済学需要曲線供給曲線市場均衡消費者余剰生産者余剰死荷重
2025/6/21

ある財の市場において、需要曲線が $X = -P + 200$ で与えられている。当初、参入規制があり供給曲線は $X = (1/2)P - 10$ であった。参入規制が撤廃されると、供給曲線は $X...

経済学市場均衡需要曲線供給曲線消費者余剰生産者余剰総余剰
2025/6/21

地面からの高さ 14.7m のところから、ボールを初速度 9.8m/s で真上に投げ上げた。重力加速度の大きさを $9.8 m/s^2$ とする。以下の問いに答えよ。 (1) ボールが最高点に達するの...

力学等加速度運動物理
2025/6/21

地面から14.7mの高さから、初速度9.8m/sでボールを真上に投げ上げた。重力加速度は9.8m/s^2とする。 (1) ボールが最高点に達するのは何秒後か。 (2) 投げた点から最高点までの高さは何...

力学等加速度運動重力運動の法則物理
2025/6/21

ビルの屋上から小石を自由落下させた場合と、ある初速度で投げ下ろした場合について、地面に達する速さや、落下距離、初速度などを求める問題です。重力加速度は $g = 9.8 m/s^2$ とします。 (1...

物理力学自由落下等加速度運動運動方程式
2025/6/21

高さ $h$ [m] の斜面上の質量 $m$ [kg] の物体Aが初速度ゼロで滑り落ち、水平面上に置かれた質量 $M$ [kg] の物体Bと衝突し一体となる。物体Bはばね定数 $k$ [N/m] のば...

力学エネルギー保存則運動量保存則衝突ばね
2025/6/21

ある財の需要曲線が $X = -3P + 2400$ で、供給曲線が $X = 5P$ である。$X$は数量、$P$は価格である。政府により上限価格が$150$に規制された。このときの取引量、消費者余...

経済学需要曲線供給曲線価格規制消費者余剰生産者余剰死荷重
2025/6/21