色の異なる15個の玉から5個を選ぶとき、特定の3個が必ず選ばれるような選び方は何通りあるかを求める問題です。

確率論・統計学組み合わせ場合の数確率
2025/3/29

1. 問題の内容

色の異なる15個の玉から5個を選ぶとき、特定の3個が必ず選ばれるような選び方は何通りあるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、必ず選ばれる3個はすでに選ばれているものとして考えます。
したがって、残りの15個から3個を選んだので、残りの玉の数は 153=1215 - 3 = 12 個です。
また、5個の玉を選ぶ必要があるので、残りは 53=25 - 3 = 2 個の玉を選ぶことになります。
つまり、12個の玉の中から2個を選ぶ組み合わせの数を求めればよいことになります。
これは、組み合わせの公式を用いて計算できます。
組み合わせの公式は、nn 個の中から rr 個を選ぶとき、
{}_nC_r = \frac{n!}{r!(n-r)!}
で表されます。
今回の場合は、n=12n = 12r=2r = 2 なので、
{}_{12}C_2 = \frac{12!}{2!(12-2)!} = \frac{12!}{2!10!} = \frac{12 \times 11}{2 \times 1} = 6 \times 11 = 66
したがって、特定の3個が必ず選ばれる選び方は66通りです。

3. 最終的な答え

66通り

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