縦の長さが $p$ 、横の長さが $q$ の長方形と、直径が $p$ の半円2つを組み合わせた花壇の周りに、幅 $a$ の道がついている。道の面積を $S$ 、道の真ん中を通る線の長さを $l$ とするとき、$S=al$ となることを証明する。 (1) 道の面積 $S$ を $a, p, q$ を使って表す。 (2) 道の真ん中を通る線の長さ $l$ を $a, p, q$ を使って表す。 (3) $S = al$ となることを証明する。
2025/6/22
1. 問題の内容
縦の長さが 、横の長さが の長方形と、直径が の半円2つを組み合わせた花壇の周りに、幅 の道がついている。道の面積を 、道の真ん中を通る線の長さを とするとき、 となることを証明する。
(1) 道の面積 を を使って表す。
(2) 道の真ん中を通る線の長さ を を使って表す。
(3) となることを証明する。
2. 解き方の手順
(1) 道の面積 を求める。外側の図形の面積から内側の図形の面積を引く。
外側の図形は、縦 、横 の長方形と、直径 の半円2つを組み合わせたもの。
内側の図形は、縦 、横 の長方形と、直径 の半円2つを組み合わせたもの。
外側の長方形の面積は
外側の半円2つの面積は
内側の長方形の面積は
内側の半円2つの面積は
(2) 道の真ん中を通る線の長さ を求める。
長方形の部分は、縦が 、横が なので、 。
半円の部分は、直径が なので、。
道の真ん中の長方形の縦は で、横は
(3) を証明する。
道の真ん中の線に沿って図形を切って広げると、幅が 、長さが の長方形になる。
したがって、
上記(1)から
上記(2)より、 であるから、
長方形の部分の道の真ん中の線の長さ , 半円の部分の道の真ん中の線の長さ
したがって、
なので、. 一方 , これは異なる。
3. 最終的な答え
(1)
(2)
(3) となることを証明する。
とはならないため、問題文の条件では成り立たない。
もし、問題文に何か間違いがあるか、あるいは計算ミスがある可能性が考えられます。