1. 問題の内容
3桁の正の整数 について、 が30の倍数であり、かつ36の倍数であるとき、 に当てはまる数がいくつあるかを求める問題です。
2. 解き方の手順
は30の倍数かつ36の倍数であるため、 は30と36の公倍数です。
まず、30と36の最小公倍数を求めます。
30 = 2 × 3 × 5
36 = 2 × 2 × 3 × 3 =
最小公倍数は、それぞれの素因数について、最も大きい指数を持つものを掛け合わせます。
最小公倍数 =
したがって、 は180の倍数です。
3桁の正の整数であるため、 です。
は180の倍数であるため、 (kは整数)と表せます。
は整数なので、 となります。
したがって、 の取りうる値は1, 2, 3, 4, 5 の5つです。
それぞれのについてを求めると、
のとき
のとき
のとき
のとき
のとき
したがって、Mに当てはまる数は5個です。
3. 最終的な答え
5個