3桁の正の整数 $M$ について、$M$ が30の倍数であり、かつ36の倍数であるとき、$M$ に当てはまる数がいくつあるかを求める問題です。

算数公倍数最小公倍数倍数整数の問題
2025/6/22

1. 問題の内容

3桁の正の整数 MM について、MM が30の倍数であり、かつ36の倍数であるとき、MM に当てはまる数がいくつあるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

MM は30の倍数かつ36の倍数であるため、MM は30と36の公倍数です。
まず、30と36の最小公倍数を求めます。
30 = 2 × 3 × 5
36 = 2 × 2 × 3 × 3 = 22×322^2 \times 3^2
最小公倍数は、それぞれの素因数について、最も大きい指数を持つものを掛け合わせます。
最小公倍数 = 22×32×5=4×9×5=1802^2 \times 3^2 \times 5 = 4 \times 9 \times 5 = 180
したがって、MM は180の倍数です。
3桁の正の整数であるため、100M999100 \le M \le 999 です。
MM は180の倍数であるため、M=180kM = 180k (kは整数)と表せます。
100180k999100 \le 180k \le 999
100180k999180\frac{100}{180} \le k \le \frac{999}{180}
0.555...k5.550.555... \le k \le 5.55
kk は整数なので、1k51 \le k \le 5 となります。
したがって、kk の取りうる値は1, 2, 3, 4, 5 の5つです。
それぞれのkkについてMMを求めると、
k=1k=1のとき M=180M = 180
k=2k=2のとき M=360M = 360
k=3k=3のとき M=540M = 540
k=4k=4のとき M=720M = 720
k=5k=5のとき M=900M = 900
したがって、Mに当てはまる数は5個です。

3. 最終的な答え

5個

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