全体集合$U$と部分集合$A, B$が与えられたとき、以下の集合を求める問題です。 (1) $\overline{B}$ (2) $\overline{A \cap B}$ (3) $A \cap \overline{B}$ (4) $\overline{A \cup B}$ (5) $\overline{A} \cap B$ (6) $A \cap B$

その他集合補集合共通部分和集合ド・モルガンの法則
2025/6/22

1. 問題の内容

全体集合UUと部分集合A,BA, Bが与えられたとき、以下の集合を求める問題です。
(1) B\overline{B}
(2) AB\overline{A \cap B}
(3) ABA \cap \overline{B}
(4) AB\overline{A \cup B}
(5) AB\overline{A} \cap B
(6) ABA \cap B

2. 解き方の手順

(1) B\overline{B}: BBの補集合は、UUの中でBBに含まれない要素の集合です。
(2) AB\overline{A \cap B}: ABA \cap Bの補集合は、UUの中でABA \cap Bに含まれない要素の集合です。まず、ABA \cap Bを求め、次にその補集合を求めます。
(3) ABA \cap \overline{B}: AABBの補集合の共通部分です。AAの中でBBに含まれない要素の集合を意味します。
(4) AB\overline{A \cup B}: ABA \cup Bの補集合は、UUの中でABA \cup Bに含まれない要素の集合です。まず、ABA \cup Bを求め、次にその補集合を求めます。ド・モルガンの法則よりAB=AB\overline{A \cup B} = \overline{A} \cap \overline{B}とも表せます。
(5) AB\overline{A} \cap B: AAの補集合とBBの共通部分です。BBの中でAAに含まれない要素の集合を意味します。
(6) ABA \cap B: AABBの共通部分です。AABBの両方に含まれる要素の集合を意味します。

3. 最終的な答え

(1) B\overline{B}
(2) AB\overline{A \cap B}
(3) ABA \cap \overline{B}
(4) AB\overline{A \cup B}
(5) AB\overline{A} \cap B
(6) ABA \cap B

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