13年ごとに大発生するセミが2011年に、17年ごとに大発生するセミが2016年にそれぞれ大発生した。2011年から2060年までのうち、13年ごとにセミが大発生する年を集合A、17年ごとにセミが大発生する年を集合Bとする。$A \cap B$ と $A \cup B$ をそれぞれ要素を書き並べる方法で表す。

その他集合集合の演算集合の共通部分集合の和集合論理
2025/6/22

1. 問題の内容

13年ごとに大発生するセミが2011年に、17年ごとに大発生するセミが2016年にそれぞれ大発生した。2011年から2060年までのうち、13年ごとにセミが大発生する年を集合A、17年ごとにセミが大発生する年を集合Bとする。ABA \cap BABA \cup B をそれぞれ要素を書き並べる方法で表す。

2. 解き方の手順

まず、集合A (13年ごとにセミが大発生する年) を求める。
2011年が大発生の年なので、次の大発生は 2011+13=20242011 + 13 = 2024年。
その後、2024+13=20372024 + 13 = 2037年、2037+13=20502037 + 13 = 2050年。
さらに 2050+13=20632050 + 13 = 2063年となるが、これは2060年を超えるので含めない。
したがって、A={2011,2024,2037,2050}A = \{2011, 2024, 2037, 2050\}
次に、集合B (17年ごとにセミが大発生する年) を求める。
2016年が大発生の年なので、次の大発生は 2016+17=20332016 + 17 = 2033年。
その後、2033+17=20502033 + 17 = 2050年。
さらに、2050+17=20672050 + 17 = 2067年となるが、これは2060年を超えるので含めない。
したがって、B={2016,2033,2050}B = \{2016, 2033, 2050\}
ABA \cap B は、AとBの両方に含まれる要素の集合なので、AB={2050}A \cap B = \{2050\}
ABA \cup B は、AまたはBに含まれる要素の集合なので、AB={2011,2016,2024,2033,2037,2050}A \cup B = \{2011, 2016, 2024, 2033, 2037, 2050\}

3. 最終的な答え

AB={2050}A \cap B = \{2050\}
AB={2011,2016,2024,2033,2037,2050}A \cup B = \{2011, 2016, 2024, 2033, 2037, 2050\}

「その他」の関連問題

自然数 $n$ に関して、集合 $A = \{k | k$ は5で割り切れる自然数$\}$、 $B = \{k | k$ は6で割り切れる自然数$\}$とする。 (1) $n$ が $A$ に属するこ...

集合条件必要条件十分条件整数の性質割り算
2025/6/22

全体集合 $U$ を実数全体とし、部分集合 $A = \{x | 3 \le x \le 7\}$ と $B = \{x | 5 < x < 10\}$ が与えられたとき、次の集合を求める問題です。 ...

集合集合演算共通部分和集合補集合実数
2025/6/22

全体集合$U$の部分集合$A, B$について、$n(U)=90$, $n(A)=37$, $n(B)=41$, $n(A \cap B)=15$が与えられているとき、$n(A \cup B)$と$n(...

集合集合の要素数包除原理補集合
2025/6/22

与えられた5つの命題に対して、逆、対偶、裏をそれぞれ求め、それらの真偽を判定する。

命題論理真偽判定対偶
2025/6/22

与えられた数 $-7.1$, $8.3+i$, $\frac{2}{3}$ を、虚数、実数、純虚数に分類する問題です。各種類の数を使用できるのは1回のみです。

複素数実数虚数分類
2025/6/22

全体集合$U$と部分集合$A, B$が与えられたとき、以下の集合を求める問題です。 (1) $\overline{B}$ (2) $\overline{A \cap B}$ (3) $A \cap \...

集合補集合共通部分和集合ド・モルガンの法則
2025/6/22

(1) $15^{15}$ は何桁の数字であるか。ただし、$\log_{10}2 = 0.3010$, $\log_{10}3 = 0.4771$ とする。 (2) $(\frac{1}{7})^{2...

対数桁数常用対数不等式
2025/6/21

与えられた3つの命題について、真偽を判定する問題です。 (1) は命題の逆の真偽を判定します。 (2), (3) は命題の真偽を判定します。

命題真偽論理対偶絶対値
2025/6/20

(1) 濃度0.0200 mol dm$^{-3}$ のギ酸と 0.0300 mol dm$^{-3}$ のギ酸ナトリウムを含む水溶液のpHを求める問題 (ギ酸の $K_a = 10^{-3.75}$...

化学pH緩衝溶液対数
2025/6/20

この問題では、古代ギリシアのタレスとエラトステネスがどのような数学的考え方を用いて、何をしたのかを説明することを求めています。100字以上で記述する必要があります。

歴史数学史幾何学相似円周
2025/6/19