与えられた2次関数 $y = -x^2 + 3x - 4$ について、グラフとx軸の共有点の有無を2つの方法で調べ、空欄を埋める問題です。 (1) 2次方程式 $-x^2 + 3x - 4 = 0$ を解き、解の個数から共有点の有無を判断します。 (2) 2次関数のグラフの頂点を求め、グラフの概形から共有点の有無を判断します。

代数学二次関数グラフ判別式平方完成頂点
2025/6/22

1. 問題の内容

与えられた2次関数 y=x2+3x4y = -x^2 + 3x - 4 について、グラフとx軸の共有点の有無を2つの方法で調べ、空欄を埋める問題です。
(1) 2次方程式 x2+3x4=0-x^2 + 3x - 4 = 0 を解き、解の個数から共有点の有無を判断します。
(2) 2次関数のグラフの頂点を求め、グラフの概形から共有点の有無を判断します。

2. 解き方の手順

(1) 2次方程式 x2+3x4=0-x^2 + 3x - 4 = 0 を解きます。まず、両辺に-1をかけて x23x+4=0x^2 - 3x + 4 = 0 とします。
解の公式 x=b±b24ac2ax = \frac{-b \pm \sqrt{b^2 - 4ac}}{2a} を用いると、
x=3±(3)24(1)(4)2(1)x = \frac{3 \pm \sqrt{(-3)^2 - 4(1)(4)}}{2(1)}
x=3±9162x = \frac{3 \pm \sqrt{9 - 16}}{2}
x=3±72x = \frac{3 \pm \sqrt{-7}}{2}
根号の中は 7-7 となり、負の数なので、実数解は存在しません。したがって、アには 3±72\frac{3 \pm \sqrt{-7}}{2} が入り、イには 7-7 が入ります。
(2) 2次関数 y=x2+3x4y = -x^2 + 3x - 4 のグラフの頂点を求めます。平方完成を行います。
y=(x23x)4y = -(x^2 - 3x) - 4
y=(x23x+(32)2(32)2)4y = -(x^2 - 3x + (\frac{3}{2})^2 - (\frac{3}{2})^2) - 4
y=(x32)2+944y = -(x - \frac{3}{2})^2 + \frac{9}{4} - 4
y=(x32)2+94164y = -(x - \frac{3}{2})^2 + \frac{9}{4} - \frac{16}{4}
y=(x32)274y = -(x - \frac{3}{2})^2 - \frac{7}{4}
頂点の座標は (32,74)(\frac{3}{2}, -\frac{7}{4}) となります。
y=x2+3x4y = -x^2 + 3x - 4x2x^2 の係数が負なので、グラフは上に凸の放物線となります。
頂点のy座標が負なので、グラフはx軸よりも下にあります。
したがって、グラフは④のようになります。
ウには (32,74)(\frac{3}{2}, -\frac{7}{4}) が入り、エには④が入ります。

3. 最終的な答え

ア: 3±72\frac{3 \pm \sqrt{-7}}{2}
イ: 7-7
ウ: (32,74)(\frac{3}{2}, -\frac{7}{4})
エ: ④

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