300円のケーキAと340円のケーキBを合計15個購入し、200円の箱に入れる。ケーキ代と箱代の合計金額を5000円以下にするという条件で、ケーキBをできるだけ多く買う時、ケーキAとケーキBをそれぞれ何個買えるかを求める問題です。

代数学不等式連立方程式文章問題一次不等式
2025/6/22

1. 問題の内容

300円のケーキAと340円のケーキBを合計15個購入し、200円の箱に入れる。ケーキ代と箱代の合計金額を5000円以下にするという条件で、ケーキBをできるだけ多く買う時、ケーキAとケーキBをそれぞれ何個買えるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、ケーキAの個数を xx、ケーキBの個数を yy とします。
合計15個買うので、
x+y=15x + y = 15
次に、ケーキ代と箱代の合計金額が5000円以下であるという条件から不等式を作ります。
ケーキAの代金は 300x300x 円、ケーキBの代金は 340y340y 円、箱代は200円なので、
300x+340y+2005000300x + 340y + 200 \le 5000
これを整理すると、
300x+340y4800300x + 340y \le 4800
x+y=15x + y = 15より、x=15yx = 15 - yなので、これを上の不等式に代入します。
300(15y)+340y4800300(15 - y) + 340y \le 4800
4500300y+340y48004500 - 300y + 340y \le 4800
40y30040y \le 300
y7.5y \le 7.5
ケーキBをできるだけ多く買うことを考えると、yy は整数なので、y=7y=7となります。
x+y=15x + y = 15 より、 x=157=8x = 15 - 7 = 8
したがって、ケーキAは8個、ケーキBは7個となります。
ここで、ケーキ代と箱代の合計が5000円以下になっているかを確認します。
300×8+340×7+200=2400+2380+200=4980300 \times 8 + 340 \times 7 + 200 = 2400 + 2380 + 200 = 4980
これは5000円以下なので条件を満たします。
次に、y=8y=8とした場合、x=7x=7となるため、
300×7+340×8+200=2100+2720+200=5020300 \times 7 + 340 \times 8 + 200 = 2100 + 2720 + 200 = 5020
これは5000円を超えてしまうため、条件を満たしません。

3. 最終的な答え

ケーキAは8個、ケーキBは7個買えます。

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