中心角と円周角の関係を利用する。
* ∠ACBは弧ABに対する円周角であり、∠AOBは弧ABに対する中心角であるから、∠ACB=21∠AOB=2α * ∠ABCは弧ACに対する円周角であり、∠AOCは弧ACに対する中心角であるから、∠ABC=21∠AOC=230=15∘ * ∠BACは弧BCに対する円周角であり、∠BOCは弧BCに対する中心角であるから、∠BAC=21∠BOC=250=25∘ 三角形の内角の和は180度であるから、三角形ABCについて、
∠ACB+∠ABC+∠BAC=180∘ 2α+15∘+25∘=180∘ 2α+40∘=180∘ 2α=180∘−40∘ 2α=140∘ α=280∘ ただし、今回は∠AOBは∠ACBに対する中心角ではなく、360度-∠AOBが中心角である。 ∠AOB=360∘−αとして考えると、 ∠ACB=21(360∘−α)=180∘−2α 三角形の内角の和は180度であるから、三角形ABCについて、
∠ACB+∠ABC+∠BAC=180∘ 180∘−2α+15∘+25∘=180∘ 180∘−2α+40∘=180∘ −2α+220∘=180∘ −2α=−40∘ α=80∘