事象 A と B が与えられており、$P(A) = 0.2$ および $P(A \cap B) = 0.16$ である。このとき、事象 A と B が独立であるか従属であるかを判定する。

確率論・統計学確率独立事象確率の計算
2025/3/29

1. 問題の内容

事象 A と B が与えられており、P(A)=0.2P(A) = 0.2 および P(AB)=0.16P(A \cap B) = 0.16 である。このとき、事象 A と B が独立であるか従属であるかを判定する。

2. 解き方の手順

事象 A と B が独立であるとき、次の関係が成り立つ。
P(AB)=P(A)×P(B)P(A \cap B) = P(A) \times P(B)
この関係式が成立するかどうかを確認する。
まず、P(B)P(B) が未知なので、上の式を変形して P(B)P(B) を求める。
P(B)=P(AB)P(A)P(B) = \frac{P(A \cap B)}{P(A)}
与えられた値を代入すると、
P(B)=0.160.2=0.8P(B) = \frac{0.16}{0.2} = 0.8
次に、独立の条件である P(AB)=P(A)×P(B)P(A \cap B) = P(A) \times P(B) が成り立つかを確認する。
P(A)×P(B)=0.2×0.8=0.16P(A) \times P(B) = 0.2 \times 0.8 = 0.16
与えられた値より、P(AB)=0.16P(A \cap B) = 0.16 であるため、P(AB)=P(A)×P(B)P(A \cap B) = P(A) \times P(B) が成立する。
したがって、事象 A と B は独立である。

3. 最終的な答え

独立

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