外接円の半径が3である三角形ABCについて、点Aから直線BCに下ろした垂線の足をDとする。 (1) AB=5, AC=4のとき、sin∠ABCとADの値を求める。 (2) 2AB+AC=14の関係があるとき、ABの取りうる値の範囲、ADをABの式で表し、ADの最大値と、その時の三角形ABCの面積を求める。
2025/6/22
1. 問題の内容
外接円の半径が3である三角形ABCについて、点Aから直線BCに下ろした垂線の足をDとする。
(1) AB=5, AC=4のとき、sin∠ABCとADの値を求める。
(2) 2AB+AC=14の関係があるとき、ABの取りうる値の範囲、ADをABの式で表し、ADの最大値と、その時の三角形ABCの面積を求める。
2. 解き方の手順
(1) 正弦定理より、
, を代入して
次に、三角形ABDにおいて、
を代入して、
(2) より、
三角形の成立条件より、
余弦定理より、
ABの取りうる範囲を求める。三角形の成立条件より、
, , . また, ,
より なので .
より
とする。
. 余弦定理より、.
. 正弦定理より.
より、.
. より となる
三角形ABCについて面積をSとすると、
, . よって、.
. . , .
よって、 のときADが最大値をとる。
のとき、.
.
余弦定理より
正弦定理より、. .
.
余弦定理より、.
.
. .
3. 最終的な答え
sin∠ABC = 2/3
AD = 10/3
4 <= AB <= 5
AD = -1/3 AB^2 + 7/3 AB
ADの最大値は 49/12
△ABCの面積は 343√5/144