この和は、部分分数分解を用いて解くことができます。一般項を部分分数に分解します。
(5k−4)(5k+1)1=5k−4A+5k+1B 両辺に (5k−4)(5k+1) を掛けると、 1=A(5k+1)+B(5k−4) 1=(5A+5B)k+(A−4B) 係数比較により、
一つ目の式から A=−B を得ます。これを二つ目の式に代入すると、 B=−51 したがって、A=51 となります。 よって、一般項は以下のように分解できます。
(5k−4)(5k+1)1=51(5k−41−5k+11) この結果を用いて、与えられた和を書き換えます。
∑k=1n(5k−4)(5k+1)1=51∑k=1n(5k−41−5k+11) これは、以下のような telescoping sum になります。
51[(11−61)+(61−111)+(111−161)+⋯+(5n−41−5n+11)] この和は、最初の項と最後の項を除いて相殺されます。
したがって、
51(1−5n+11)=51(5n+15n+1−1)=51(5n+15n)=5n+1n