2次関数 $y = ax^2 + bx + c$ のグラフが与えられた図のようになるとき、以下の値が正、0、負のいずれであるかを答える。 (1) $a$ (2) $b$ (3) $c$ (4) $b^2 - 4ac$ (5) $a + b + c$ (6) $a - b + c$

代数学二次関数グラフ判別式不等式
2025/6/22

1. 問題の内容

2次関数 y=ax2+bx+cy = ax^2 + bx + c のグラフが与えられた図のようになるとき、以下の値が正、0、負のいずれであるかを答える。
(1) aa
(2) bb
(3) cc
(4) b24acb^2 - 4ac
(5) a+b+ca + b + c
(6) ab+ca - b + c

2. 解き方の手順

(1) aa の符号:グラフは下に凸なので、a>0a > 0。よって、aa は正。
(2) bb の符号:グラフの軸は x=b2ax = -\frac{b}{2a} で与えられ、グラフから軸は x<0x < 0 の範囲にある。a>0a > 0 であるから、b2a<0-\frac{b}{2a} < 0 より、b>0b > 0。よって、bb は正。
(3) cc の符号:ccyy 切片を表す。グラフから yy 切片は正であるため、c>0c > 0。よって、cc は正。
(4) b24acb^2 - 4ac の符号:グラフは xx 軸と2点で交わるため、判別式 D=b24ac>0D = b^2 - 4ac > 0。よって、b24acb^2 - 4ac は正。
(5) a+b+ca + b + c の符号:x=1x = 1 のとき、y=a(1)2+b(1)+c=a+b+cy = a(1)^2 + b(1) + c = a + b + c。グラフから、x=1x = 1 のとき、y>0y > 0。よって、a+b+ca + b + c は正。
(6) ab+ca - b + c の符号:x=1x = -1 のとき、y=a(1)2+b(1)+c=ab+cy = a(-1)^2 + b(-1) + c = a - b + c。グラフから、x=1x = -1 のとき、y>0y > 0。よって、ab+ca - b + c は正。

3. 最終的な答え

(1) aa:正
(2) bb:正
(3) cc:正
(4) b24acb^2 - 4ac:正
(5) a+b+ca + b + c:正
(6) ab+ca - b + c:正

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