1 から 100 までの数字が書かれた 100 枚のカードから 1 枚引くとき、引いたカードが 3 の倍数であるか、または 30 以下の数である確率を求めます。

確率論・統計学確率包含と排除の原理倍数
2025/3/29

1. 問題の内容

1 から 100 までの数字が書かれた 100 枚のカードから 1 枚引くとき、引いたカードが 3 の倍数であるか、または 30 以下の数である確率を求めます。

2. 解き方の手順

まず、1 から 100 までの数字の中で、3 の倍数であるものの個数を求めます。
それは、100÷3=33.33100 \div 3 = 33.33\ldots より、33 個です。
次に、1 から 100 までの数字の中で、30 以下のものの個数を求めます。
それは、30 個です。
ここで、3 の倍数であり、かつ 30 以下であるものの個数を求めます。
3 の倍数で 30 以下の数は、3, 6, 9, ..., 30 なので、30÷3=1030 \div 3 = 10 より、10 個です。
求める確率は、3 の倍数である確率と 30 以下である確率を足し、3 の倍数でありかつ 30 以下である確率を引くことで求められます(包含と排除の原理)。
全体のカードの枚数は 100 枚なので、
3 の倍数である確率は 33/10033/100
30 以下である確率は 30/10030/100
3 の倍数でありかつ 30 以下である確率は 10/10010/100 です。
したがって、求める確率は
33100+3010010100=33+3010100=53100\frac{33}{100} + \frac{30}{100} - \frac{10}{100} = \frac{33+30-10}{100} = \frac{53}{100}

3. 最終的な答え

53/100

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