まず、右辺を展開します。
(x+1)(x2+bx+c)+1=x3+bx2+cx+x2+bx+c+1=x3+(b+1)x2+(c+b)x+(c+1) したがって、x3−ax−1=x3+(b+1)x2+(c+b)x+(c+1) となります。 この等式が恒等式であるためには、両辺の各次数の係数が一致する必要があります。したがって、以下の連立方程式が得られます。
x2 の係数: 0=b+1 x の係数: −a=c+b 定数項: −1=c+1 これらの式を解きます。
まず、b+1=0 より、b=−1 が得られます。 次に、c+1=−1 より、c=−2 が得られます。 最後に、−a=c+b に b=−1 と c=−2 を代入すると、−a=−2−1=−3 となるので、a=3 が得られます。