この問題は、チェバの定理とメネラウスの定理、および面積比の知識を使って解くことができます。
ステップ1: チェバの定理の適用
三角形ABCに対して、点M, N, Pがそれぞれ辺AB, BC, CA上にあり、3直線AN, CM, BPが1点Oで交わっているので、チェバの定理が成り立ちます。
MBAM⋅NCBN⋅PACP=1 問題文より、AM:MB=1:2、BN:NC=3:2 なので、 21⋅23⋅PACP=1 43⋅PACP=1 PACP=34 したがって、AP:PC=3:4 となります。 ステップ2: メネラウスの定理の適用
三角形ACPに対して、直線BOが辺AC, CP, PAとそれぞれ点P, O, Bで交わるので、メネラウスの定理が成り立ちます。ただし、今回は、線分BOが三角形ACPの外側の辺と交わる場合であることに注意してください。
ONAO⋅BCNB⋅PACP=1 問題文より、BN:NC=3:2なので、BC:BN=5:3となり、NB:BC=3:5 ONAO⋅35⋅74=1 この式の導出について補足します。
ONAO⋅BNBC⋅PACP=1 ONAO⋅BCBN⋅PACP=1 BCNB=52 PACP=34ではないことに注意! AP:AC=3:7 より PC:AC=4:7 よってCP:AP=4:3 ONAO⋅NBBC⋅BNBC⋅APPC=1 ONAO⋅25⋅34=1 よって、
ONAO=206=103 ONAO⋅25⋅34=1 ONAO=103 したがって、AO:ON=3:10となります。 ステップ3: 面積比の計算
三角形AOPの面積が1なので、三角形AONの面積は 313となります。 三角形CONの面積をxとすると、三角形AOCと三角形BOCの面積比はAM:MBより1:2
三角形AOCの面積は103x よって三角形BOCの面積は106x 三角形BONは53なのでx よって103x+1=133 x=1
△AOP=1より △AON=133 △ACN=S⋅52 △ACN=720 よってS=35/2=17.5
ステップ4:全体の面積
△AOP=1より △AOC=ANAO×SANC ACAP△AOP 最終的な答え
三角形ABCの面積は73x 三角形AOC面積=7
SAOC=ACAP=73 よってS=ACAPx S=73×3717.5