まず、じゃんけん1回におけるA君の勝つ確率を求めます。
じゃんけんの手はグー、チョキ、パーの3種類あり、A君が勝つためには、相手の手が特定の手である必要があります。
例えば、A君がグーを出した場合、B君がチョキを出せばA君の勝ちです。
同様にA君がチョキを出した場合、B君がパーを出せば勝ち、A君がパーを出した場合、B君がグーを出せば勝ちます。
したがって、A君が勝つ確率は 31 です。 同様に、B君が勝つ確率も 31 です。 引き分けになる確率は、1−31−31=31 です。 次に、6回のじゃんけんでA君が4回勝つ確率を考えます。
これは二項分布の問題として考えることができます。
n=6 回の試行で、A君が勝つ確率 p=31、A君が負けるか引き分ける確率 q=32 となります。 A君が4回勝つ確率は、二項分布の公式を用いて計算できます。
二項分布の確率質量関数は以下の通りです。
P(X=k)=nCk⋅pk⋅(1−p)n−k この問題では、n=6, k=4, p=31 なので、求める確率は次のようになります。 P(X=4)=6C4⋅(31)4⋅(32)6−4=6C4⋅(31)4⋅(32)2 6C4=4!(6−4)!6!=4!2!6!=2×16×5=15 したがって、
P(X=4)=15⋅(31)4⋅(32)2=15⋅811⋅94=15⋅7294=72960=24320