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確率論・統計学確率統計的仮説検定集合
2025/7/2
## [1]の解答

1. 問題の内容

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2. 解き方の手順

(1) 表1から、実験回数は合計で10000回なので、①は10000。
(2) 裏が4枚以上出る(表の枚数が1枚以下)回数は、表の枚数が0枚の回数と1枚の回数の合計なので、318+1604=1922318 + 1604 = 1922。したがって、②は1922。
(3) 裏が4枚以上出る確率は、192210000=0.1922\frac{1922}{10000}=0.1922。これをパーセントで表すと19.22%。小数第1位を四捨五入して整数値にすると19%。したがって、③は19。
(4) 5人のうち4人以上がペンBの方が書きやすいという確率が19%であることから、これは基準となる確率の5%よりも大きいので、④は大きい。
(5) 確率19%は基準となる確率の5%よりも大きいので、仮説Cは否定できる。したがって、⑤はできる。
(6) 5人のうち4人がBの方が書きやすいと言ったのは偶然なのか、本当にBの方が書きやすいのかは判断できる。したがって、⑥はできる。

3. 最終的な答え

① 10000
② 1922
③ 19
④ 大きい
⑤ できる
⑥ できる
## [2]の解答

1. 問題の内容

与えられた全体集合UU、集合AABBに対して、様々な集合演算の結果を求める。

2. 解き方の手順

各集合演算の定義に従って計算する。
(1) A\overline{A}AA の補集合なので、 UU の要素のうち AA に含まれないものを選ぶ。
A={1,3,5}\overline{A} = \{1,3,5\}
(2) B\overline{B}BB の補集合なので、 UU の要素のうち BB に含まれないものを選ぶ。
B={1,2,4,5}\overline{B} = \{1,2,4,5\}
(3) ABA \cup BAABB の和集合なので、AABB の要素をすべて含む。
AB={2,3,4,6}A \cup B = \{2,3,4,6\}
(4) ABA \cap BAABB の共通部分なので、AABB の両方に含まれる要素を選ぶ。
AB={6}A \cap B = \{6\}
(5) AB\overline{A} \cup BA\overline{A}BB の和集合なので、A\overline{A}BB の要素をすべて含む。
AB={1,3,5,6}\overline{A} \cup B = \{1,3,5,6\}
(6) AB\overline{A} \cap BA\overline{A}BB の共通部分なので、A\overline{A}BB の両方に含まれる要素を選ぶ。
AB={3}\overline{A} \cap B = \{3\}
(7) ABA \cap \overline{B}AAB\overline{B} の共通部分なので、AAB\overline{B} の両方に含まれる要素を選ぶ。
AB={2,4}A \cap \overline{B} = \{2,4\}
(8) ABA \cup \overline{B}AAB\overline{B} の和集合なので、AAB\overline{B} の要素をすべて含む。
AB={1,2,4,5,6}A \cup \overline{B} = \{1,2,4,5,6\}
(9) AB\overline{A} \cup \overline{B}A\overline{A}B\overline{B} の和集合なので、A\overline{A}B\overline{B} の要素をすべて含む。
AB={1,2,3,4,5}\overline{A} \cup \overline{B} = \{1,2,3,4,5\}
(10) AB\overline{A} \cap \overline{B}A\overline{A}B\overline{B} の共通部分なので、A\overline{A}B\overline{B} の両方に含まれる要素を選ぶ。
AB={1,5}\overline{A} \cap \overline{B} = \{1,5\}
(11) (AB)\overline{(A \cap B)}(AB)(A \cap B) の補集合なので、UU の要素のうち ABA \cap B に含まれないものを選ぶ。
(AB)={1,2,3,4,5}\overline{(A \cap B)} = \{1,2,3,4,5\}
(12) A\overline{\overline{A}}A\overline{A} の補集合なので、UU の要素のうち A\overline{A} に含まれないものを選ぶ。これはAAと同じになる。
A={2,4,6}\overline{\overline{A}} = \{2,4,6\}
(13) (AB)A(A \cup B) \cap A(AB)(A \cup B)AA の共通部分なので、 (AB)(A \cup B)AA の両方に含まれる要素を選ぶ。AB={2,3,4,6}A \cup B = \{2,3,4,6\} より
(AB)A={2,4,6}=A(A \cup B) \cap A = \{2,4,6\} = A
(14) AAA \cap \overline{A}AAA\overline{A} の共通部分なので、AAA\overline{A} の両方に含まれる要素を選ぶ。AAAAの補集合なので共通の要素は存在しない。
AA={}A \cap \overline{A} = \{\}

3. 最終的な答え

(1) {1,3,5}\{1,3,5\}
(2) {1,2,4,5}\{1,2,4,5\}
(3) {2,3,4,6}\{2,3,4,6\}
(4) {6}\{6\}
(5) {1,3,5,6}\{1,3,5,6\}
(6) {3}\{3\}
(7) {2,4}\{2,4\}
(8) {1,2,4,5,6}\{1,2,4,5,6\}
(9) {1,2,3,4,5}\{1,2,3,4,5\}
(10) {1,5}\{1,5\}
(11) {1,2,3,4,5}\{1,2,3,4,5\}
(12) {2,4,6}\{2,4,6\}
(13) {2,4,6}\{2,4,6\}
(14) {}\{\}

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