2つの関数 $y = \log_2{x}$ と $y = \log_3{x}$ のグラフとして正しいものを選ぶ問題です。

解析学対数関数グラフ関数の性質単調増加
2025/6/22

1. 問題の内容

2つの関数 y=log2xy = \log_2{x}y=log3xy = \log_3{x} のグラフとして正しいものを選ぶ問題です。

2. 解き方の手順

対数関数のグラフの性質を理解する必要があります。
* 対数関数 y=logaxy = \log_a{x} は、a>1a > 1 のとき単調増加関数です。
* 対数関数 y=logaxy = \log_a{x} は、常に点 (1, 0) を通ります。
* a>1a > 1 のとき、x>1x > 1aa が大きくなるほど yy の増加は緩やかになります。
* 0<x<10 < x < 1 では、aa が大きくなるほど yy の減少は緩やかになります。
y=log2xy = \log_2{x}y=log3xy = \log_3{x} について考えると、どちらも単調増加で (1, 0) を通ります。
また、x>1x > 1 では y=log3xy = \log_3{x} の方が増加が緩やかであり、0<x<10 < x < 1 では y=log3xy = \log_3{x} の方が減少が緩やかです。
したがって、y=log2xy = \log_2{x} のグラフは y=log3xy = \log_3{x} のグラフよりも増加率が大きく(x>1x > 1 の範囲)、減少率も大きい(0<x<10 < x < 1 の範囲)グラフを選べばよいことになります。

3. 最終的な答え

グラフの選択肢がないため、具体的なグラフを特定することはできません。問題文から判断できるのは、y=log2xy = \log_2{x}y=log3xy = \log_3{x} のグラフの形状と位置関係に関する上記の考察です。

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