数列 $\frac{1}{2}, \frac{1}{3}, \frac{2}{3}, \frac{1}{4}, \frac{2}{4}, \frac{3}{4}, \frac{1}{5}, \frac{2}{5}, \frac{3}{5}, \frac{4}{5}, \dots$ において、$\frac{2}{15}$ は第何項か求めよ。

算数数列規則性分数和の公式
2025/6/22

1. 問題の内容

数列 12,13,23,14,24,34,15,25,35,45,\frac{1}{2}, \frac{1}{3}, \frac{2}{3}, \frac{1}{4}, \frac{2}{4}, \frac{3}{4}, \frac{1}{5}, \frac{2}{5}, \frac{3}{5}, \frac{4}{5}, \dots において、215\frac{2}{15} は第何項か求めよ。

2. 解き方の手順

まず、数列の規則性を見つける。
分母が 22 のとき、分子は 11
分母が 33 のとき、分子は 1,21, 2
分母が 44 のとき、分子は 1,2,31, 2, 3
分母が 55 のとき、分子は 1,2,3,41, 2, 3, 4
一般に、分母が nn のとき、分子は 1,2,,n11, 2, \dots, n-1
分母が nn の項数は n1n-1 個。
分母が 1515 の項を探しているので、分母が 1414 までの項数を数える。
分母が 22 から 1414 までの項数の合計は
k=214(k1)=k=113k=13×(13+1)2=13×142=13×7=91\sum_{k=2}^{14} (k-1) = \sum_{k=1}^{13} k = \frac{13 \times (13+1)}{2} = \frac{13 \times 14}{2} = 13 \times 7 = 91
したがって、分母が 1414 までの項数は 9191
分母が 1515 のとき、数列は 115,215,315,,1415\frac{1}{15}, \frac{2}{15}, \frac{3}{15}, \dots, \frac{14}{15} と続く。
215\frac{2}{15} は、分母が 1515 の数列の 22 番目の項。
したがって、215\frac{2}{15} は全体の数列の 91+2=9391 + 2 = 93 番目の項。

3. 最終的な答え

93項

「算数」の関連問題

与えられた整数の組に対して、最大公約数(g)と最小公倍数(l)をそれぞれ求める問題です。問題は3つあり、(1) 6と15、(2) 28と42、(3) 36と54です。

最大公約数最小公倍数素因数分解整数の性質
2025/6/23

7つの自然数(1234, 2345, 3456, 4567, 5678, 6789, 7890)の中から、2の倍数、3の倍数、4の倍数、5の倍数、6の倍数、8の倍数、9の倍数であるものをそれぞれ全て選...

倍数整数の性質約数
2025/6/23

仕入れた商品に30%の利益をのせて売ったところ、売値は2600円でした。仕入れ値を求めます。

利益百分率方程式
2025/6/23

問題3について: 4桁の自然数 $a = 7 \Box 42$ があります。 (1) $a$ が3の倍数のとき、$\Box$ に当てはまる数字をすべて求めます。 (2) $a$ が8の倍数のとき、$\...

倍数整数の性質判定法
2025/6/23

4桁の自然数のうち、各桁の数字がすべて異なるものの個数を求める問題です。

組み合わせ場合の数整数
2025/6/23

(1) 360の正の約数の個数を求める問題。 (2) $(a+b)(x+y+z)$ を展開したときにできる項の個数を求める問題。

約数展開
2025/6/23

100以下の自然数について、以下の個数を求めます。 (1) 4の倍数または6の倍数である数の個数 (2) 4の倍数でも6の倍数でもない数の個数 (3) 4の倍数であるが、6の倍数ではない数の個数

倍数集合包除原理
2025/6/23

1, 2, 2, 3, 3, 3 の6個の数字をすべて並べてできる6桁の整数は何個あるか求める問題です。

順列組み合わせ場合の数重複順列
2025/6/23

8人の生徒を以下の条件で組分けする方法の数をそれぞれ求めます。 (1) 4人ずつA, Bの2組 (2) 4人ずつ2組 (3) 5人, 3人の2組

組み合わせ場合の数順列
2025/6/23

与えられた割り算の問題を解き、割り切れない場合は余りを求める。

割り算余り
2025/6/23