2次方程式 $x^2 - 6x + m = 0$ において、1つの解が他の解の5倍であるとき、定数 $m$ の値と2つの解を求める。

代数学二次方程式解と係数の関係解の差
2025/6/22
## 問題6

1. 問題の内容

2次方程式 x26x+m=0x^2 - 6x + m = 0 において、1つの解が他の解の5倍であるとき、定数 mm の値と2つの解を求める。

2. 解き方の手順

2つの解を α\alpha5α5\alpha とおく。
解と係数の関係より、
α+5α=6\alpha + 5\alpha = 6
α5α=m\alpha \cdot 5\alpha = m
1つ目の式から、6α=66\alpha = 6 なので α=1\alpha = 1
これを2つ目の式に代入すると、5α2=m5\alpha^2 = m となり、m=512=5m = 5 \cdot 1^2 = 5
したがって、m=5m=5 であり、2つの解は α=1\alpha = 15α=55\alpha = 5 である。

3. 最終的な答え

m=5m = 5
解は x=1,5x = 1, 5
## 問題7

1. 問題の内容

2次方程式 x2+12x+m=0x^2 + 12x + m = 0 において、2つの解の差が4であるとき、定数 mm の値と2つの解を求める。

2. 解き方の手順

2つの解を α\alphaα+4\alpha + 4 とおく。
解と係数の関係より、
α+(α+4)=12\alpha + (\alpha + 4) = -12
α(α+4)=m\alpha (\alpha + 4) = m
1つ目の式から、2α+4=122\alpha + 4 = -12 なので、2α=162\alpha = -16、したがって α=8\alpha = -8
これを2つ目の式に代入すると、m=α(α+4)=(8)(8+4)=(8)(4)=32m = \alpha (\alpha + 4) = (-8)(-8 + 4) = (-8)(-4) = 32
したがって、m=32m=32 であり、2つの解は α=8\alpha = -8α+4=4\alpha + 4 = -4 である。

3. 最終的な答え

m=32m = 32
解は x=8,4x = -8, -4

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