ある商品の1週間の売り上げ個数データ(21, 8, 12, 14, 11, 13, 19)が与えられています。このデータの標準偏差を小数第一位まで求める必要があります。

確率論・統計学標準偏差統計データの分析
2025/3/29

1. 問題の内容

ある商品の1週間の売り上げ個数データ(21, 8, 12, 14, 11, 13, 19)が与えられています。このデータの標準偏差を小数第一位まで求める必要があります。

2. 解き方の手順

ステップ1: 平均を計算する。
与えられたデータの平均 xˉ\bar{x} は、データの総和をデータ数で割ることで求められます。
xˉ=21+8+12+14+11+13+197=987=14\bar{x} = \frac{21 + 8 + 12 + 14 + 11 + 13 + 19}{7} = \frac{98}{7} = 14
ステップ2: 各データと平均の差を計算する。
各データから平均 xˉ=14\bar{x} = 14 を引きます。
2114=721 - 14 = 7
814=68 - 14 = -6
1214=212 - 14 = -2
1414=014 - 14 = 0
1114=311 - 14 = -3
1314=113 - 14 = -1
1914=519 - 14 = 5
ステップ3: 各差の二乗を計算する。
ステップ2で求めた差をそれぞれ二乗します。
72=497^2 = 49
(6)2=36(-6)^2 = 36
(2)2=4(-2)^2 = 4
02=00^2 = 0
(3)2=9(-3)^2 = 9
(1)2=1(-1)^2 = 1
52=255^2 = 25
ステップ4: 二乗和を計算する。
ステップ3で求めた二乗の合計を計算します。
49+36+4+0+9+1+25=12449 + 36 + 4 + 0 + 9 + 1 + 25 = 124
ステップ5: 分散を計算する。
分散 σ2\sigma^2 は、二乗和をデータ数で割ることで求められます。
σ2=124717.714\sigma^2 = \frac{124}{7} \approx 17.714
ステップ6: 標準偏差を計算する。
標準偏差 σ\sigma は、分散の平方根です。
σ=σ2=124717.7144.2088\sigma = \sqrt{\sigma^2} = \sqrt{\frac{124}{7}} \approx \sqrt{17.714} \approx 4.2088
ステップ7: 小数第一位まで丸める。
標準偏差を小数第一位まで丸めます。
σ4.2\sigma \approx 4.2

3. 最終的な答え

4.2個

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