フルアダーは、入力A、B、X(下位からの桁上がり)を受け取り、和Sと桁上がりCを出力します。
SはA、B、Xの排他的論理和(XOR)で求められます。
Cは(A AND B) OR (A AND X) OR (B AND X)で求められます。
真理値表の各行について、A、B、Xの値を足し合わせてSとCを計算します。
(ア): A=0, B=0, X=1の場合
S=A⊕B⊕X=0⊕0⊕1=1 C=(A∧B)∨(A∧X)∨(B∧X)=(0∧0)∨(0∧1)∨(0∧1)=0∨0∨0=0 したがって、(ア)は0
(イ)と(ウ): A=0, B=1, X=1の場合
S=A⊕B⊕X=0⊕1⊕1=0 C=(A∧B)∨(A∧X)∨(B∧X)=(0∧1)∨(0∧1)∨(1∧1)=0∨0∨1=1 したがって、(イ)は0、(ウ)は1
(エ): A=1, B=0, X=1の場合
S=A⊕B⊕X=1⊕0⊕1=0 C=(A∧B)∨(A∧X)∨(B∧X)=(1∧0)∨(1∧1)∨(0∧1)=0∨1∨0=1 したがって、(エ)は1
(オ): A=1, B=1, X=0の場合
S=A⊕B⊕X=1⊕1⊕0=0 C=(A∧B)∨(A∧X)∨(B∧X)=(1∧1)∨(1∧0)∨(1∧0)=1∨0∨0=1 したがって、(オ)は1
(カ): A=1, B=1, X=1の場合
S=A⊕B⊕X=1⊕1⊕1=1 C=(A∧B)∨(A∧X)∨(B∧X)=(1∧1)∨(1∧1)∨(1∧1)=1∨1∨1=1 したがって、(カ)は1