1回の受講料が1800円の講習Xと2500円の講習Yを合わせて10回受けた。ただし、どちらも少なくとも1回は受けたものとする。受講料の合計金額を求める。 ア:講習Xの受講料は15000円以上である。 イ:講習Yの受講料は5000円以下である。 アとイの情報のうち、どちらがあれば受講料の合計金額がわかるかをA~Eから選ぶ。

代数学連立方程式一次方程式不等式文章題
2025/6/23

1. 問題の内容

1回の受講料が1800円の講習Xと2500円の講習Yを合わせて10回受けた。ただし、どちらも少なくとも1回は受けたものとする。受講料の合計金額を求める。
ア:講習Xの受講料は15000円以上である。
イ:講習Yの受講料は5000円以下である。
アとイの情報のうち、どちらがあれば受講料の合計金額がわかるかをA~Eから選ぶ。

2. 解き方の手順

講習Xの受講回数をxx、講習Yの受講回数をyyとすると、以下の連立方程式が成り立つ。
x+y=10x + y = 10 (1)
受講料の合計金額をSSとすると、
S=1800x+2500yS = 1800x + 2500y (2)
(1)より、y=10xy = 10 - x。これを(2)に代入すると、
S=1800x+2500(10x)S = 1800x + 2500(10 - x)
S=1800x+250002500xS = 1800x + 25000 - 2500x
S=25000700xS = 25000 - 700x
ア:講習Xの受講料は15000円以上である。つまり、1800x150001800x \ge 15000
x150001800=15018=2538.33x \ge \frac{15000}{1800} = \frac{150}{18} = \frac{25}{3} \approx 8.33
xxは整数なので、x9x \ge 9
ただし、x9x \le 9なので、x=9x=9となる。
x=9x=9S=25000700xS = 25000 - 700xに代入すると、
S=25000700×9=250006300=18700S = 25000 - 700 \times 9 = 25000 - 6300 = 18700
したがって、アだけで受講料の合計がわかる。
イ:講習Yの受講料は5000円以下である。つまり、2500y50002500y \le 5000
y50002500=2y \le \frac{5000}{2500} = 2
yyは整数なので、y=1y = 1y=2y = 2である。
y=1y=1のとき、x=9x=9S=1800×9+2500×1=16200+2500=18700S = 1800 \times 9 + 2500 \times 1 = 16200 + 2500 = 18700
y=2y=2のとき、x=8x=8S=1800×8+2500×2=14400+5000=19400S = 1800 \times 8 + 2500 \times 2 = 14400 + 5000 = 19400
したがって、イだけでは受講料の合計がわからない。

3. 最終的な答え

A

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