1から6までの数字が書かれた6枚のカードが2組ある。それぞれの組から1枚ずつカードを引いたとき、引いたカードの数字の積が3の倍数になる確率を求める問題です。

確率論・統計学確率確率計算倍数場合の数
2025/6/23

1. 問題の内容

1から6までの数字が書かれた6枚のカードが2組ある。それぞれの組から1枚ずつカードを引いたとき、引いたカードの数字の積が3の倍数になる確率を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、起こりうるすべての組み合わせの数を求めます。それぞれの組からカードを引く方法は6通りあるので、全部で 6×6=366 \times 6 = 36 通りの組み合わせがあります。
次に、積が3の倍数にならない組み合わせの数を考えます。積が3の倍数にならないのは、どちらのカードも3の倍数でない場合です。1から6の中で3の倍数は3と6の2つなので、3の倍数でない数は4つ(1, 2, 4, 5)です。したがって、どちらのカードも3の倍数でない組み合わせは 4×4=164 \times 4 = 16 通りです。
積が3の倍数になる組み合わせの数は、すべての組み合わせの数から積が3の倍数にならない組み合わせの数を引けば求まります。つまり、3616=2036 - 16 = 20 通りです。
したがって、積が3の倍数になる確率は 2036\frac{20}{36} です。これを約分すると 59\frac{5}{9} となります。

3. 最終的な答え

5/9

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