80円のクッキー、50円のチョコレート、10円のキャンディーを組み合わせて200円にする組み合わせの数を求めます。ただし、どれかのお菓子を1つも買わない場合も考えます。

代数学方程式整数解場合の数
2025/6/23

1. 問題の内容

80円のクッキー、50円のチョコレート、10円のキャンディーを組み合わせて200円にする組み合わせの数を求めます。ただし、どれかのお菓子を1つも買わない場合も考えます。

2. 解き方の手順

クッキーの個数を xx、チョコレートの個数を yy、キャンディーの個数を zz とします。すると、問題は次の式を満たす非負整数の組 (x,y,z)(x, y, z) の個数を求める問題となります。
80x+50y+10z=20080x + 50y + 10z = 200
この式を10で割ると、
8x+5y+z=208x + 5y + z = 20
となります。
まず、xx の値を固定して考えます。 xx は非負整数なので、8x208x \le 20 から x2.5x \le 2.5 なので、x=0,1,2x = 0, 1, 2 の3つの場合が考えられます。
* x=0x = 0 のとき: 5y+z=205y + z = 20
yy は非負整数なので、5y205y \le 20 から y4y \le 4 なので、y=0,1,2,3,4y = 0, 1, 2, 3, 4 の5つの場合が考えられます。
yy の値が決まれば z=205yz = 20 - 5yzz の値も決まります。よって5通りの組み合わせがあります。
* x=1x = 1 のとき: 8+5y+z=208 + 5y + z = 20 つまり 5y+z=125y + z = 12
yy は非負整数なので、5y125y \le 12 から y2.4y \le 2.4 なので、y=0,1,2y = 0, 1, 2 の3つの場合が考えられます。
yy の値が決まれば z=125yz = 12 - 5yzz の値も決まります。よって3通りの組み合わせがあります。
* x=2x = 2 のとき: 16+5y+z=2016 + 5y + z = 20 つまり 5y+z=45y + z = 4
yy は非負整数なので、5y45y \le 4 から y0.8y \le 0.8 なので、y=0y = 0 の1つの場合しか考えられません。
y=0y = 0 ならば z=4z = 4 となります。よって1通りの組み合わせがあります。
それぞれのケースの組み合わせの数を合計すると、5+3+1=95 + 3 + 1 = 9 となります。

3. 最終的な答え

9通り

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